10月19日(土)、Mongolian Wolvesは歴史に残る初勝利をあげた。
モンゴルから日本への遠征となったMongolian Wolvesは大阪にて行われた国際親善試合において、86対81でAFL JapanのGOリーグに所属する大阪ディンゴーズを下した。
Osaka Dingoes 3.1 6.2 9.3 13.3 81
Mongolian Wolves 3.2 7.5 9.7 13.8 86
試合が行われたいずみスポーツビレッジは雨が上がったばかりのグランドコンディション。
さらに試合中にも強い雨が降る時間帯もあった難しい状況の中、移動の疲れを見せなかったウルブズが激しくボールにアタックし、大阪に競り勝った。
第1クウォーターは、試合の主導権を握ろうと両チームとも強いプレッシャーを相手にかける。ウルブズは大柄なプレイヤーが多く、マークコンテスト、ピックでの争い、タックル、競り合いで優位にたっていた。
一方で試合が進むにつれてペースを掴んだのは大阪ディンゴーズ。戦い慣れたグラウンドで効率的にボールを回し、ゴールを重ねた。
最後のクウォータータイムは63対57で迎え、第4クウォーターへ。
一気に攻勢をかけるディンゴーズに対し、懸命に相手の攻撃に耐え、ボールにアタックし、最後まで走ったのはウルブズだった。ギアを上げて対応し、雨が強くなりだした試合終盤もポゼッションを増やして攻め続けたウルブズが86対81で接戦を制し、歴史的勝利をあげた。
接戦だったためスコアが発表されるまでどちらの勝利か分からなかったが、勝利が伝えられるとウルブズのプレイヤー達はガッツポーズで体を震わせ、歓喜の声を上げ、チームメイトと喜びを分かち合った。
そして、オオカミの遠吠えを模したセレブレーション。
今後このオオカミのセレブレーションはウルブズの伝統となっていくだろう。
試合後にはプレゼンテーションが行われ、各クラブのBOG発表やトロフィーの授与が行われた。
国際試合を主催したディンゴーズの代表マットさんは「試合のために遠くから来てくれたことに大変感謝している。このような国際試合が今後、AFL Asia内で多く開催されれば、AFLの発展にとって非常に意義のあることだ。」と語り、両チームの健闘を讃えた。
11月には国内のGOリーグが開幕する予定で、大阪ディンゴーズはR246ライオンズとの対戦を予定している。
※当日のハイライト動画は、YouTubeのAFL Japan公式チャンネル( https://www.youtube.com/user/JAFLvideo )に後日アップいたします。