インタビュー:駒澤マグパイズ

2018年の A.League シーズンは駒澤マグパイズにとって辛い1年となった。初戦で東京ベイサンズに勝利したが、その後は試合の人数が厳しい状況で連敗が続いた。最終戦は初戦と同じサンズの圧勝となりマグパイズはリーグ最下位という残念な結果でシーズンに幕を下ろした。

しかしチームをしっかり立て直して、今年も日本オーストラリアンフットボール界の頂点 A.League に挑戦するマグパイズ。初戦となる Round 2 の前に、今シーズンの展望についてチームのキャプテンを務める山路雄大選手と副キャプテン上月亮汰選手にインタビューをした。


■ 去年はマグパイズにとって苦しい1年になったと思います。今年は何が違いますか?
山路:今年のマグパイズはOBが新たにチームに加入し、経験と若手の勢いが勝利の鍵になります。
上月:昨シーズンが苦しかった分、成長できた分もあります。今年は少しだけ人数に余裕があるのと、新人たちが持つポテンシャルが高いため、チームに良い刺激を与えてくれています。

■ 新加入のメンバーについて教えてください。
山路:スピード、高さを備えているプレイヤーが多く、マグパイズの即戦力として期待されています。
上月:それぞれがそれぞれの持ち味と伸びしろを持っていて、これからの実戦を通しての大きな成長が期待できます。

■ 今シーズンの注目プレイヤーは?
山路:松村選手です。彼のスピードと試合の流れを把握する能力はリーグ屈指であり、マグパイズの心臓のような選手です。
上月:マーク力とタフさを格段に上げてきた冨士道選手です。マーク後のセットショットが正確に決まれば、マグパイズの今後の位置 も大きく変わってくると思います。

#15 松村 大成#5 冨士道 尚


■ チームの強みは何だと思いますか?
山路:チームワークはマグパイズの1番の強みだと思いますが、今年はスピーディーなフッティーを展開できるのがチームの新たな強みです。
上月:人数が少ないという厳しい状況で挑んできた分、気温が高い中での試合や激しい試合に対する忍耐力がついていると思います。

■ 最後に、今シーズンのマグパイズの目標を教えてください。
山路:今年は大きな目標にとらわれず、一戦一戦目先の試合に確実に勝利していくことが求められます。去年の挫折を忘れることなく、試合に挑みたいと思います。
上月:バイスキャプテンとしてチーム目標を言うと、とにかく点を取ることと、ファンを増やすことです。


二人の話から、苦しい昨シーズンを経験して成長したメンバーにも、新たに加入したOBと新入生にも十分な活躍が期待できることが分かった。マグパイズが去年見せきれなかった実力を見せられれば、今年の A.League の順位争いはより熱くなるだろう。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です