DINGOES vs POWERS

Match Report

第１クウォーター、序盤からパワーズが攻め込むもショットの正確性を欠き、ゴールを奪うことができず。その後は両チームともバックラインではパスがつながるものの、中盤へのキックがターンオーバーされるという展開で、攻撃ができない時間が続いた。

この試合初めてのゴールが生まれたのは、第１クウォーターの後半、平野のセットショット。しかしディンゴーズも反撃し、Jerrettがゴールを奪い返す。

第２クウォーターに入ってもゲームのペースは変わらず、ボール周りのアタックは激しい攻防があったものの、両チームハンドパスやキックがつながらない。少ないチャンスをものにしたセットショットで両チームが１ゴールずつ奪い合い、さらにパワーズの不用意な２連続５０ｍペナルティーで、ディンゴーズが１ゴールを奪った。

徐々に足の止まるディンゴーズ、一方のパワーズはパスがつながり始め、村田が２ゴールを決めて、２２対２８とパワーズがわずかにリードしてハーフタイムへ。

第３クウォーターは完全にパワーズのペース。開始早々に平野がゴールを奪うと、村田も続き、パワーズはこのクウォーターだけで５ゴールを奪う。

第４クウォーターに入ってもパワーズの流れは変わらず、開始直後から２連続ゴールを決めると、試合を決定づけた。アウェイで勝利をあげたパワーズ。スキルの正確性に課題を残したが、ボールへのアタックやフィットネスで大きく相手を上回り、GOリーグ初勝利を手にした。