R16 vs. Eagles 敵地であと一歩及ばず

WEST COAST   1.2   6.3   10.3    13.8    (86)
GIANTS             2.2   3.8   7.12   10.15    (75)

ジャイアンツは終始イーグルスに食らいつく戦いを見せるもあと一歩及ばず、11点差での敗戦となった。ジャイアンツの連勝は4で止まり、順位も10位へ転落。ファイナルへ進出できる上位8位に入るために気が抜けない戦いが続く。

イーグルスのラックマンNic Naitanuiをハーフタイムまでよく抑え込んでいたが、後半は、2つのビッグマークを取られ、その2つとも「Mark of the Year」の候補プレーとなった。Nic Naitanuiの活躍でイーグルスも勢いづき、その勢いをジャイアンツは止めることができなかった。

この試合は両チームともがペースをつかむのに苦労しており、何度も試合の展開を分けるような重要なプレーが見られた。

第3クウォーターの中盤までは23点差をつけられていたジャイアンツだったが、そこから4連続ゴールで一気に試合を振り出しに戻す。この試合でフォワードに入ったAdam Tomlinsonは3ゴールの活躍、さらにStephen Coniglioも何度もボールにアタックしてチームを奮い立たせた。

最終クウォーターが11分経過した頃、ハーフバックのLachie Whitfieldがロングレンジのゴールを決めると、チームは一気に勢いづいた。しかし、そのあとイーグルスに粘られ、終盤には再逆転を許して、そのまま試合が終了した。

イーグルスは中盤のAndrew Gaffが41ディスポーザル、2ゴールの活躍を見せた。また、先日引退を表明したホーソン・ホークスのCyril RioliのいとこにあたるWillie Rioliも数多くのボールに絡み、ゴールも決めた。Jeremy McGovernも2ゴールを決め、攻守にわたってチームの核となっていた。

さらにイーグルスはElliot Yeo(32ディスポーザル、4クリアランス)が中盤で活躍し、ディフェンスではキャプテンのShannon Hurnが24ディスポーザルと多くのピンチを救っていた。そしてジャイアンツのJosh KellyにタギングしたMark Hutchingsは2ゴールも決める活躍を見せた。

ジャイアンツは2人の核となるフォワードJeremy Cameron(試合出場停止)とJon Patton(前十字靭帯損傷)を欠き、攻撃面で課題が残った。さらにスモールフォワードのToby Greeneも怪我で試合を欠場している。

フォワードのプレイヤーが怪我で抜ける中、TomlinsonとHimmelbergは2人合わせて5ゴールと活躍し、Coniglioは30ディスポーザル、1ゴールと奮闘。苦しい中でも活躍できるプレイヤーが出てきており、敗戦の中でも明るい話題もあった。

ジャイアンツは来週、昨年の覇者で今シーズンも首位を走るリッチモンドとホームで対戦する。

GOALS
West Coast: Rioli 2, Hutchings 2, Cripps 2, Gaff 2, McGovern 2, Lycett, Ainsworth, Redden
GIANTS: Tomlinson 3, Himmelberg 2, Whitfield, Ward, Perryman, Coniglio, de Boer,

BEST
West Coast: Gaff, Yeo, Hurn, Redden, Hutchings, Shuey, Naitanui
GIANTS: Coniglio, Whitfield, Tomlinson, Taranto, Himmelberg, Ward

INJURIES
West Coast: Nil
GIANTS: Nil

Reports: Nil
Umpires: Meredith, Findlay, Gianfagna
Official crowd: 52,105 at Optus Stadium

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