R16 vs. Magpies 良い戦いを見せるも、試合終盤で力尽きる
ESSENDON 1.2 4.5 7.6 9.8 (62)
COLLINGWOOD 4.1 4.4 7.5 12.6 (78)
エッセンドンはマグパイズとの伝統的な一戦に負け、ファイナル進出へ黄信号が灯った。エッセンドンはシーズン序盤の低迷から脱し、勢いが出ていたものの、この試合は最終クウォーターの終盤での戦いに負け、勝てそうな試合を落とした。
エッセンドンは最終クウォーターにMitch Brownのこの日3ゴール目で再逆転し、一時リードを奪ったが、マグパイズのJordan De Goeyらに再び逆転のゴールを許し、リードを奪われたまま試合終了となった。
マグパイズはこの先イーグルス、カンガルーズ、タイガース、スワンズとファイナルシリーズに向けて厳しい戦いが続く。
この日の明暗を分けたのは、第3クウォーターにDe Goeyがフォワードラインに入った動きだっただろうか。このポジション変更にエッセンドンのバックラインはうまく対応することができなかった。
結局De Goeyは3ゴールを決め、そのゴールでマグパイズは勢いづいた。特にターニングポイントとなったのは最終クウォーターの彼の2ゴール目だっただろう。その後勢いに乗ったマグパイズはAFL出場200試合目を迎えたSteele Sidebottomもゴールを奪い、試合を決定づけた。
Brendon Goddardは試合終盤にSidebottomに不要なフリーキックを与え、それが故意につかんだものと判定されて50mペナルティーとなった。そのフリーキックがゴールにつながってしまい、チームは窮地に立たされた。
マグパイズのキャプテン、Scott Pendleburyは34ディスポーザル、11クリアランス、8タックルと活躍し、前述のSidebottomは27ディスポーザル、2ゴール。マグパイズはベテラン勢がチームを引っ張っていた。
さらにTaylor Adamsは27ポゼッション、さらに試合終盤に重要な場面でゴールを決めた。Brodie Grundyは24ポゼッション、8クリアランス、34ヒットアウトでエッセンドンのラックマンTom Bellchambersを上回った。
試合開始直後は五分五分の戦いだったが、第1クウォーターの後半はマグパイズのペースとなった。しかし、今のエッセンドンは大きく崩れることはなく、第2、第3クウォーターとよく粘り、最終クウォーター開始時にはわずか1点差となっていた。
Zach Merrettは33ポゼッション、6クリアランスと中盤で活躍し、キャプテンのDyson Heppellも33ポゼッション、さらにベストタックラーと評されるDevon Smithは31ポゼッション、13タックルと相手に多くのプレッシャーを与えた。
ディフェンスラインではCale HookerとMichael Hurleyが合わせて16マークと活躍し、マグパイズの攻撃をよく抑えていた。
フォワードではBrownとMcKernanが2人で5マークを決め、怪我で欠場しているJoe Daniherの穴を埋めたものの、連携の部分で課題も残った。
エッセンドンの連勝は3で止まり、現在12位。ファイナル進出に向けて苦しい戦いとなっている。来週はアウェイでゴールドコースト・サンズと戦う。
GOALS
Essendon: Brown 3, McKernan 2, McDonald-Tipungwuti, Langford, Baguley, McGrath
Collingwood: De Goey 3, Sidebottom 2, Stephenson, Grundy, Daicos, Hoskin-Elliott, Mihocek, Cox, Adams
BEST
Essendon: Merrett, Smith, Heppell, Hurley, McKernan, Goddard
Collingwood: Pendlebury, Grundy, Sidebottom, De Goey, Adams, Crisp, Langdon
INJURIES
Essendon: Orazio Fantasia (groin) replaced in selected side by Jake Long, Ambrose (hamstring), Heppell (cut eye)
Collingwood: Hoskin-Elliott (right knee), Appleby (hamstring)
Reports: Nil
Umpires: Donlon, Foot, Rosebury
Official crowd: 69,868 at the MCG