6月1日(日)、埼玉県・北越谷で行われたA.LEAGUE Round 2にて、R246ライオンズは専修パワーズと対戦。
試合は序盤からライオンズのペースで進み、最終スコアは177(27.15)対23(3.5)と、今季最大得点差での勝利を収めた。
この日のライオンズは、序盤からディフェンス陣が集中力を発揮。
Chris、豊島、長崎の最終ラインは相手の前進を封じ、専修にゴールチャンスを与えなかった。特に第1クォーターと第2クォーターは被ゴールゼロと、完璧な立ち上がりを見せた。
中盤では北田、田淵、細田が粘り強いプレッシャーをかけ、セカンドボールをことごとく回収。リバウンドからの素早い展開が多くのチャンスを生んだ。
試合を決定づけたのは、やはりWillの存在だ。
この日は驚異の14ゴールを記録し、パワーズの守備陣を翻弄。彼へのキックインを担当したミッドフィルダーたちの正確なディスポーザルも光った。
田淵は5ゴールと中盤からのロングレンジショットで会場を沸かせ、近藤は3ゴールで流れを加速。細田や神田もそれぞれ2ゴールを決め、まさに全員が得点に絡む理想的な展開となった。
この日は、笠井と貝原にとって、ライオンズとしての初めてのAリーグ出場となった。
笠井は第4クォーターに1ゴールを記録し、持ち味のフッティーセンスを随所に見せた。貝原も積極的なプレッシャーとサポートランでチームに貢献し、次節以降の活躍が期待される。
細田一翔選手 試合後コメント
決定力が課題だと感じました。決められるところで決めきれなかったのが反省点です。
ただ、積極的にボールアタックできたり、味方と連携してアシストに繋げられたことは良かったと思います。次の試合でも、よりボールに絡んでチャンスメイクや得点に貢献したいです。
ライオンズはここまで2戦2勝。前回の勝利に続き、今回の大差での勝利により、チーム全体に勢いが増している。
ディフェンスの安定とアタックの多様性が噛み合い、まさに「今季最も完成度の高い試合」と言える内容だった。
Round 3ではさらに強敵との対戦が待っているが、今回のような集中力とチームワークを保ち勝利を目指す。