ジャイアンツは2位でシーズン中盤のオフの週を迎えた。2位ではあるが、チームの状況は楽観的ではないと監督のLeon Cameronは語った。
Cameronは日曜日にアウェイのホバートで行われたカンガルーズとの試合に23点差で勝利したことは良いが、試合終盤にそれまでのプレーで負った体へのダメージを感じたプレイヤーが多かったと明かした。
前半は一進一退の展開。第3クウォーターにジャイアンツは一気にギアを上げ、7連続ゴールを奪った。
Cameronが見たのは、先週アデレードでの敗退を受けてプレイヤーが奮起し、試合に懸命に取り組む姿だった。
「負けた後は必ず、それを取り返そうとする。今週はそのような奮起が見られたし、それは素晴らしいことだ。」
「我々のフットボールをしようと、特に第3クウォーターは懸命さが伝わってきた。」
「我々は90回以上のタックルを記録した。それは本当に素晴らしいことだし、そのことは後半の戦いを大きく変えたと思う。」
ジャイアンツはタックルの回数で90-74と上回り、クリアランスも56-41と優位に試合を運んだ。
特に中盤のJosh KellyとTim Tarantoは多くのポゼッションを獲得し、フォワードラインに何度もボールを供給することに成功していた。
「フォワードエリアでもう少しボールに対するリアクションが改善されたら、さらに良いプレーができる。」Cameronはそう語り、特に試合前半の戦い方を改善する余地があると話した。
「ハーフタイムの後はバランス良く戦うことができて、フォワードラインも機能して、フォワードエリアでプレーする時間を長くすることができた。」
Cameronは今週のオフに関して、クラブにとって良いタイミングであると加えた。
「9勝4敗でオフの週を迎えた。プレイヤーも少し疲れがあるし、このタイミングで休みが取れることは貴重だ。」
「試合日程の関係で、我々のオフは少し短くなる。次回のエッセンドンとの試合までは10日間だ。」
「カンガルーズとの試合はフィジカルなゲームだった。完全に体が回復するまでには48時間から72時間必要だ。」
「まずは回復にフォーカスして、今週の後半から再び試合に向けて準備する。」
中盤のプレイヤーが多くのポゼッションを得る中、Toby Greeneは復帰戦で3ゴールを決め、25歳でAFLデビューを果たしたJake Steinはバックラインで素晴らしい働きを見せた。
「Jakeはチャンスをものにした。NEAFLで素晴らしいプレーを見せていたので起用したが、元陸上競技の選手というストーリーも素晴らしい。」
「落ち着いて試合に臨めていたし、彼のプレーにはとても満足している。」
「ここからが彼の挑戦だ。22人のメンバーに入るためにさらに努力が必要になる。ただ、今日のプレーは本当に素晴らしかった。」
「我々は彼を誇りに思うし、これからシーズン終了まで、毎週試合のセレクションを行う我々を大いに悩ませてくれるはずだ。」