ジャイアンツのフォワード陣、Jeremy Cameron、Jeremy Finlayson、Harry Himmelbergが絶好調の中、同じくらい好調なのがグラウンドの反対側で奮闘してるディフェンス陣だ。
過去6試合でジャイアンツはAFLの中で最も失点が少ない。1試合平均63点の失点に抑えることができている。
さらにその中の2試合は相手を50点以下に抑えている。ラウンド9でカールトンを45点に抑え、ラウンド11ではサンズを43点に抑えた。
ラウンド10のメルボルン戦でも最終クウォーターに入る前まではわずか24点に抑えていた。
ジャイアンツの他にここ6試合で失点を抑えているのはエッセンドンとジロングで、両チームとも1試合平均66点の失点だ。
ジャイアンツにとって重要なのは、このディフェンスの成功は圧倒的な攻撃力に支えられているということだ。ここ6試合は平均105点を奪っており、これもAFLでベストの記録。ラウンド8にホークスと戦った際にわずか38点しか得点できなかった試合を入れてこの数字だ。
現在トップを走るジロングはここ6試合で平均101点の得点となっている。ジャイアンツはジロングを追う2位。得点率はジロングの144%に比べて139%とわずかながら劣っているものの、十分に首位も狙える位置だ。
ジャイアンツの2019年シーズン総得点は1080点で、リーグ2位。首位のジロングとわずか8点差だ。一方の失点は777点で、リーグ3位。攻撃も守備も非常にバランスが取れている。
圧倒的な攻撃力と、それを支える高い守備力。両方が備わる2019年シーズンはリーグ戦首位も十分に狙えるだろう。
今週末は土曜日の夜に、アウェイのアデレードでクローズと対戦する。