今シーズン重要な役割を担ってきたMatt de Boerが肩の怪我で戦線を離脱する中、監督のLeon Cameronはどのようにミッドフィールドを再構築するのだろうか?
de Boerは今シーズン「タガ―(相手の重要なプレイヤーにつき、抑え込むプレイヤー)」としての役割を果たし、ここまでの戦いで相手を効果的に抑えて込んでいた。
しかし、数か月間プレーできなくなったことが発表され、クラブでNo.1の「シャットダウンマン」を失ったCameronは、他のプレイヤーにその役割を引き継ぐか、他のミッドフィールダーによりディフェンシブや役割を与えるか、岐路に立たされている。
オールオーストラリアンにも選抜されたことのある中盤のJosh Kellyは、コーチングスタッフがどちらの道を選ぶか知らされていないとしながらも、エッセンドン戦に向けてチームメイトと共にやるべきことをやるだけだと話した。
「面白い問題が起きている。シーズンの開始時にMatty(de Boer)はいきなりこの役割を与えされ、驚くほど素晴らしい成果をあげた。フレキシブルに対応できた結果だ。」
「通常、プレイヤーは、誰かが抜けたときは他の誰かが入ってきて、チームのために彼の役割を引き継ぐことを期待している。」
「シーズンの初めに構成を変えた際に、Mattyが抜けることを想定していなかったし、大きな問題になると思っていなかった。我々にはハーフバックで同じような役割のできるSam ReidやAdam Kennedyがいる。」
「中盤のリーダーとして、この問題に取り組むことができるかどうかは我々にかかっている。チームの助けになるようにもっと高いレベルにステップアップしなくてはいけない。」
元ジャイアンツのプレイヤーDylan Shielは今シーズンエッセンドンに移籍してから平均で26.8ポゼッション、5.8クリアランスと大活躍、彼は今週の戦いでde Boerのターゲットとなるはずだった。
Kellyは彼の能力を良く知っており、ラウンド1のエッセンドン戦を欠場したことから、Shielと戦うことを楽しみにしている。
「彼は素晴らしいシーズンを過ごしていると思う。エッセンドンで確固たる地位を築いていることをとても嬉しく思っている。」
「でも、友人であれ、元チームメイトであれ、グラウンドで戦うときは別だ。サイレンが鳴ったら負けるわけにはいかない。」
ジャイアンツはシーズン開幕戦でホームにエッセンドン迎え72点差をつけて勝利している。しかし、Kellyはアウェイのメルボルンでの戦いは、前回の試合が参考にならないと警戒する。
「彼らは全く違ったチームになっている。AFLクラブは成長し続けているので、過去の対戦はあまり参考にならない。」
「彼らは新たな取り組みをしているし、チームのプレイヤーも入れ替わっている。」
「我々は自信を持って戦うことができるが、エッセンドンが彼らのベストを出したときのフットボールには素晴らしいものがある。我々はそれに備えて、ゲームプラン通りに試合を進め、できれば勝利を手にしたいと思っている。」