R7 vs. Cats 気迫負け、今シーズン最小の32点に終わる。

GEELONG  4.1    7.2    12.3    14.9     (93)
GIANTS      1.0    2.5     2.7       4.8      (32)

ジャイアンツはキャッツの猛攻に防戦一方の展開となり、アウェイで61点差の負けを喫した。

キャッツは立ち上がりからボールに積極的にアタックし、ジャイアンツを寄せ付けなかった。ジャイアンツはチームがAFLに参戦してから2番目に低い得点(32点)となった。

キャッツはここまで、フォワードエリアでプレーする時間が4番目に少ないチームとなっているが、この日は常に攻め続け、何度もフォワードインサイド50mにボールを供給することができていた。フォワードエリアで安定してボールを動かすことができていたおかげで、若手ディフェンダーMark Blicavsが余裕を持ってプレーでき、10インターセプトを記録。また、Jack Henry(11マーク、9インターセプト)とTom Stewart (24タッチ、12マーク)にも、ジャイアンツのフォワードは抑え込まれていた。

さらにJoel SelwoodとPatrick Dangerfieldが主にフォワードでプレーすると、中盤では、Tim Kelly(30ディスポーザル、5インサイド50m)が活躍するなどキャッツには好循環が生まれていた。加えてオンボーラーのMitch Duncan(33ディスポーザル、8クリアランス)は今シーズンベストパフォーマンスを見せ、Tom Hawkinsは体の強さを生かした攻撃で4ゴールを獲得した。

一方のジャイアンツ、フォワードのJeremy Cameronを怪我で欠き、本来の攻撃のリズムを作ることができなかった。Jonathon Pattonもラックでプレーすることが多く、フォワードエリアでターゲットとなるプレイヤーがいない展開となった。

ジャイアンツが、試合を通してインサイド50mで得たマークはわずか2つ。そのうちのひとつはバックラインから上がった急成長中のJeremy Finlaysonが得たマークだった。

ジャイアンツはベスト22人の内、9人を欠き、攻め手がなく、一方的な試合となってしまった。特にキックミスが多く見られ、その成功率は47%と目立って低かった。

苦しい試合展開の中でもDylan Shiel(31ディスポーザル、9インサイド50m)とStephen Coniglio(28ディスポーザル)はよくボールに絡み、何とかチームを支えていた。

キャッツはこの勝利で4勝3敗となり6位に浮上。来週はスーパースターのGary Ablettが怪我から復帰する予定となっている。

ジャイアンツは5位に後退。多くのけが人を抱える中、チームの立て直しが必要となっている。来週はホームで現在2位のウエストコースト・イーグルスと対戦する。

GOALS
Geelong: Hawkins 4, Ratugolea 2, Dangerfield 2, Crameri 2, Murdoch, Gregson, Thurlow, Stewart
GIANTS: Finlayson 2, Ward, Lloyd

BEST
Geelong: Hawkins, Duncan, Kelly, Stewart, Blicavs, Dangerfield, Henry
GIANTS: Shiel, Coniglio, Haynes, Taranto

INJURIES
Geelong: Bews (shoulder)
GIANTS: TBC

Reports: Nil
Umpires: Margetts, Schmitt, Hay
Official crowd: 25,079 at the GMHBA Stadium

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です