GIANTS 3.4 6.9 8.11 10.17 (77)
BRISBANE 0.5 1.6 4.9 5.13 (43)
ジャイアンツは試合開始直後からペースを掴み、34点差でライオンズを退けた。一度も相手にリードを許すことのない一方的な試合展開で、今シーズンまだ勝利のないライオンズとの実力の差をホームグラウンドで示すことができた。
ハードに戦ったMatt de Boerはキャリアベストの34タッチ、またベテランのBrett DeledioやRyan Griffen、若手のLachie Whitfield、Tim Taranto、Stephen Coniglioも活躍するなど、ベテランと若手のバランスの良さが見えた試合となった。
ライオンズは前半、なかなか攻撃に転ずることができず、わずか1ゴールに終わった。
ジャイアンツの監督、Leon CameronはDe Boerのプレーを高く評価した。De Boerは昨シーズンにフリマントル・ドッカーズから移籍してきたばかりだが、すでにチームの重要な柱となっている。
「彼は本当に素晴らしいプレイヤーだ。26~27歳の中堅のプレイヤーがクラブを移籍した際は、困難を抱えることが少なくないが、常に成長し続けることができている。」
「おそらく彼は、キャリアで最も良い時期を迎えている。毎週確実に成長しているのがその証だ。彼をとても尊敬しているし、クラブのプレイヤーやスタッフも彼の献身的な、そして何事にも一生懸命な姿を尊敬している。」
ヒットアウトのスタッツでは4-47で完全に相手に負けていたが、これはラックマンをJon PattonやAdam Tomlinsonが務めるという不慣れなポジションのためであって、ヒットアウトで負けていてもそのボールを良く確保することができていた。
ジャイアンツは第1クウォーター、Zac Langdon、Jeremy Cameron、Deledioらのゴールで17点差のリードを奪った。
一方のライオンズは最初の6回のショットは全てビハインドに外れ、第2クウォーターが11分経過した頃、ようやくゴールを決めた。決めたのはこの試合、多くのポゼッションを獲得したDayne Beamsで、勇気あるダイビングマークを決めた後の、長距離のセットショットがゴールに入った。
しかしジャイアンツは慌てることなくすぐに反撃し、Daniel Lloyd、Adam Tomlinson、De Boerがゴールを奪って33点差でハーフタイムへ。
最も点差が開いたのは第3クウォーター、39点の差がついた。クウォーターの終了直前に2ゴールを奪われたものの、第4クウォーターに入ってもジャイアンツの優位は変わらず、最終的には34点差をつけて勝利を収めた。
ライオンズの監督Chris Faganは、敗戦からも多くのポジティブな面を見ていたが、第1クウォーターのゴールキックの不正確さを嘆いた。
「もしあんなにたくさんのチャンスを逃していなかったら、試合は変わっていた。流れを掴むことができず、ジャイアンツに我々の隙をつかれてしまった。」
ジャイアンツは来週、アウェイでジロング・キャッツと対戦する。
GOALS
Greater Western Sydney: Langdon, Cameron, Deledio, Lloyd, Tomlinson, de Boer, Himmelberg, Hopper, Whitfield, Griffen
Brisbane: D.Beams, McStay, Taylor, Hipwood, Zorko
BEST
GIANTS: De Boer, Whitfield, Taranto, Deledio, Shiel, Shaw
Brisbane: D.Beams, Robinson, Rich, Gardiner, Martin
INJURIES
GIANTS: Corr (shoulder), Langdon (knee)
Brisbane: Berry (ankle)
Reports: Nil
Umpires: O’Gorman, Hay, Mollison
Official crowd: 10,046 at Spotless Stadium