ジャイアンツのフォワード、Jeremy Cameronは今シーズンColeman Medal(得点王)を受賞し、さらにセンターハーフフォワードとしてAll Australianチームにも選出された。
シーズンでこれまでに67ゴールを決めた26歳の彼は初のColeman Medal受賞となった。先週のリーグ最終戦で9ゴールを決め、2019年シーズンで最もゴールを入れたプレイヤーとして名を刻んだ。
Jeremy Cameronは今シーズン、1試合平均で16ディスポーザル、6マークを記録している。4ゴール以上決めた試合は7試合で、6ゴールが2試合、7ゴールと9ゴールの試合が1試合ずつという好記録。
監督のLeon Cameronは今シーズンを振り返り、彼を高く評価した。
「Coleman Medalの受賞は最も優れたゴールキッカーであることを証明するもので、彼の努力を高く評価したい。」
「あまり知られていないと感じているのは、ゴールを奪う力だけが彼の能力ではないということだ。」
「ボールの位置とポジションを調整しインサイド50mに入ったボールに関しては、過去のシーズンで最も良いディフェンスをしていた。」
「常にフットボールに対して情熱をもって取り組んでいて、チームメイトもそれを高く評価している。それは彼の自然な能力で決して教えられて獲得できるものではない。」
「今年のダブル受賞は、そのような彼の特性と努力の結果、素晴らしいシーズンを送ったという証だ。」
Jeremy Cameronは、夏のオフシーズンにクラブで行ったトレーニングの結果が表れたと語った。
「今シーズンの始め、コーチたちと今年は良いシーズンにしたいと話をした。今まででベストなシーズンにしようと決めた。」
「そして今、ここまでキャリアで最も素晴らしいシーズンを過ごしている。安定した成績を残すことができているのは、プレシーズンに努力したおかげだ。」
「おそらく、自分のプレーは一段階上のレベルに行くことができている。」
Cameronは2013年以来2度目のAll Australian選出に喜びを隠さなかった。
「初受賞をした2年目は多くの人が驚いたが、今回の受賞には大きな意味があると思っている。」
「いつも自分を信じて、自分の能力と今まで歩んできた道を信じてきた。今シーズン、初めて自分の期待に応えることができるシーズンになっている。」
「かつての自分よりも3-4倍も働くプレイヤーになっている気がする。かつてはボールを見て、ゴールを取れたらいいなと思っていたくらいだった。1試合で6タッチ、4ゴールというような感じだった。」
「今はもっとディスポーザルできているし、インサイド50mのキック、さらにチームメイトをサポートする動きもできている。」
「このようなプレーができているのも全てプレシーズントレーニングのおかげで、毎回のプレシーズンが前年のトレーニングを上回るように努力していきたい。」
「今シーズンは努力が報われた気がしているので、今回の受賞はとても嬉しい。」
ジャイアンツから過去にAll Australianに選出されたメンバーは以下のとおり。Lachie Whitfield(2018)、Josh Kelly(2017)、Dylan Shiel(2017)、Toby Greene(2016)、Heath Shaw (2016 and 2015).