Shane Mumfordは一度引退を発表してから、見事な復活を果たした。引退後初めてのAFL公式戦に出場した彼は、非常に重い肩の荷が下りたと語った。さらに試合前にはどのくらい状態が戻っているか不安だったとも話した。
Mumfordは2017年のファイナルシリーズで戦ったのが最後で、足の怪我のため引退を表明した。しかしその後のシーズン、ボクシングをしたり、ジャイアンツのラックコーチを務めている間に再度競技への復帰を目指してトレーニングを開始。再びジャイアンツのプレイヤーとしてグラウンドに戻ってきた。
「復帰にあたり、練習試合も含めて多くのゲームタイムを得たことで、良い準備ができた。」
「試合前は緊張したよ。メールや電話を多くもらって、まるで若いころのAFLデビュー戦のようだった。」
「センターバウンスで体格が劣る相手に何度か負けてしまった。今週はバッグを使ってジャンピングトレーニングをするよ。」
トップレベルから離れていたにも関わらず、厳しいトレーニングを積んで、見事な復活劇を見せたMumfordは試合後にリラックスしたような笑顔を見せた。
試合で相手リッチモンドのオンボーラーDion Prestiaを激しいタックルで倒したプレーが、彼の良い状態を示していた。
「彼はなんて重いんだって思っただろうね。」Mumfordは笑った。
「ボールの近くにいるときに、自分が近くにいるというプレッシャーを相手に与えられると良い。」
「そうやって子どもの頃からプレーしていたんだ。それを今でも続けている。」
「これは私の専売特許だね。とにかくボールにハードにアタックする。」
「ボールの周りで相手にプレッシャーを与えているときは、きっと良いポジションにいるということなのだろうと思う。」
ジャイアンツは強豪のタイガースを49点差で下し、次節はまだ無敗のジロング・キャッツとの対戦が待っている。
Mumfordは、自信を持ってチームメイトと戦えると話した。
「ジロングは非常に良いフットボールをする。特に相手の本拠地での戦いはいつもタフだ。本当に強いチームだと思う。」
「我々はただ、自分たちに与えられたことをひとつずつこなしていくだけだ。そうすることできっと良いチャンスが巡ってくる。」