R15 vs. Hawks 約100年ぶりの2試合連続ドロー。

HAWTHORN     5.2    6.6   11.12   14.13    (97)
GIANTS             5.1    8.3    10.3    15.7     (97)

ジャイアンツはホークスと戦ったアウェイでの試合に引き分けた。AFLでは非常に珍しい2試合連続の引き分けで、これで10勝3敗2引き分けとなった。

ジャイアンツは最終クウォーターに入る頃までに15点差をつけられていた。そこから一気に5ゴールを決め、逆転に成功するものの、最後はホークスに差を詰められて97対97の同点となった。

ホーソンのAlistair Clarkson監督は、お互いに譲らない素晴らしい試合で、逆境によく耐え、最後も諦めずに同点に持ち込めたことを高く評価した。

「最終局面で、2ゴール差から良く戦って引き分けにできた。もう少し残り時間があれば勝利していた試合だ。」

最後のシーンはサイレンが先か、ビハインドが得点されるのが先かという、緊迫したものとなった。結局、フィールドアンパイアがサイレンを聞いたのが先ということで、ホークスの劇的な逆転とはならなかったが、試合終了後もスタジアムはどよめいていた。

ジャイアンツのLeon Cameron監督はこの試合をどう評価して良いか少し困惑している様子だった。

「第2クウォーターは非常に素晴らしかった。第4クウォーターも良かったが、第3クウォーターは終始相手のペースで進み、全く流れを引き寄せることができなかった。」

「ラスト6分間で、13点差をつけてリードしていた。流れも良かった。しかし、そこから同点となったのは非常に残念。」

「でもそれが現実だ。」

先週はジロング・キャッツに引き分け、今週はホーソン・ホークスに引き分けと、2試合連続の引き分け。最後に2試合連続の引き分けを記録したのは1921年のカールトンだ。この年、カールトンはグランドファイナルに進出するも負けている。

最近で1シーズンに2回引き分けとなったのは、2010年のグランドファイナルが引き分けとなったことで有名なコリンウッドとセントキルダ以来。ホークスにとっては歴史上11回目の引き分けとなった。

ホークスのLangfordは3ゴール、Luke Breust、Taylor Duryea、Ricky Hendersonらは2ゴールずつ決めた。

ジャイアンツのJonathon Pattonは5ゴールと大爆発。第4クウォーターの逆転打もJonathon Pattonが決めていた。さらにTom ScullyとDevon Smithも2ゴールずつ決めた。

ホークスのTom Mitchellは両チーム通じて1位の39ディスポーザル、一方のジャイアンツはJosh Kellyが34、Callan Wardは32、Dylan Shielは31と 中盤が安定した活躍を見せた。

ジャイアンツは現在2位。ファイナルシリーズに向けて、そろそろ勝利がほしい。来週はシドニーダービーとなる、シドニー・スワンズ戦が控えている。

GOALS
Hawthorn: Langford 3, Breust 2, Henderson 2, Duryea 2, Mitchell, O’Brien, Roughead, Stewart, Burgoyne
GIANTS: Patton 5, Smith 2, Scully 2, Whitfield, Lobb, Mzungu, Cameron, Ward, Kelly

BEST
Hawthorn: Mitchell, Sicily, McEvoy, Hartung, Burgoyne, Burton
GIANTS: Patton, Ward, Kelly, Shiel, Tomlinson, Scully

INJURIES
Hawthorn: Nil
GIANTS: Josh Kelly (ankle)

Reports: Nil
Umpires: Stevic, Stephens, Mitchell
Official crowd: 12,156 at University of Tasmania Stadium

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