GIANTS 3.3 10.5 15.5 18.9 (117)
ESSENDON 5.3 7.7 10.10 15.11 (101)
Josh Kellyは再び活躍を見せ、ボンバーズとの試合での勝利に大きく貢献した。この勝利でジャイアンツは歴史上初、AFLの首位に立った。
度々移籍話が取り沙汰されているジャイアンツのKellyの価値がさらに上がったこの試合、立ち上がりこそリズムが掴めなかったものの、終始有利に試合を進め、117対101で勝利を手にした。
ノースメルボルン・カンガルーズから9年間で7億6000万円の大型オファーが噂されているKellyはこの日も素晴らしい活躍を見せ、ハーフタイムまでに1ゴール、22ディスポーザル(7コンテストディスポーザル)、3マーク、7インサイド50m、さらに95%のプレー成功率を記録した。
試合終了までには、彼自身の記録を更新する38ポゼッション、86.8%のプレー成功率を獲得した。
ボンバーズの監督John WorsfoldはKellyに対して特別な対策は行わなかったと試合後に話した。
「ハーフタイムの時点で、彼がたくさんポゼッションしているという情報は伝えたが、試合が拮抗していたので、特に大きなプランの変更は行わなかった。」
「後半は彼に少しきつくマークをするようにしたが、攻撃面にフォーカスしておきたかった。」
「彼は素晴らしいプレイヤーだが、特にタギングなどのプレイヤーは用意していなかった。」
これでジャイアンツは9勝2敗。2012年にAFLに加入してから初めて首位に立った。シーズン後半を首位で迎え、後ろにはアデレード・クローズとジロング・キャッツが勝ち点4で迫っている。
「首位に立ったことは喜ばしいことで、これは結果が出ていることの証明でもあるが、首位に立ったことで何も変わることはない。」
監督のLeon Cameronは勝利に喜びを表したものの冷静に語った。
「最も良かったことは、アウェイのパースから戻り、コンディションを整えたうえで勝利できたことだ。」
ボンバーズはベテランのBrendon Goddardの300試合目を勝利で飾ることが出来ず、5勝6敗と11位となり、上位8位が出場できるファイナルシリーズへ黄信号が灯った。
ジャイアンツはここ最近、拮抗した試合が多く、監督のCameronも落ち着いた対応ができている。
ボンバーズは10人のけが人を抱え、厳しい戦いが予想されたが、その予想を覆すことができずに、ジャイアンツに第2クウォーター序盤に逆転を許してからは一度もリードを奪うことができなかった。
立ち上がり、ジャイアンツは立て続けに3ゴールを獲得するも、その後はボンバーズの反撃に合い、2ゴール差を追う展開となった。
第2クウォーターに入ると徐々に調子を取り戻し、Tom Scully、Toby Greene、Zac Williamsらのゴールで逆転する。一方のボンバーズも怪我で苦しんでいたDavid Myersの3年ぶりのゴールなどで食い下がった。
ボンバーズのZach Merrett、Dyson Heppellは中盤で活躍し、フォワードのJosh Greenも3ゴールとチームを支えた。
ジャイアンツは相手のフォワードJoe Daniherを1ゴールに抑え、第3クウォーターに入ると一時26点差をつけ、試合を有利に進めていた。
最終クウォーターは連続ゴールを許し、McDonald-Tipungwutiにも2ゴールを許してしまったが、落ち着いた試合運びで見事に逃げ切った。
来週、ジャイアンツはメルボルンでカールトン・ブルーズと戦う。
GOALS
GIANTS: Scully 3, Greene 3, Williams 3, Taranto, Whitfield, Kelly, Shiel, Lloyd, de Boer, Cameron, Kennedy, Perryman
Essendon: Green 3, McDonald-Tipungwuti 2, Hooker 2, Fantasia 2, Bellchambers 2, Colyer, McKenna, Daniher, Myers
BEST
GIANTS: Kelly, Whitfield, Williams, Greene, Shiel, Davis
Essendon: Hurley, Watson, Bellchambers, Merrett, Green, Heppell
INJURIES
GIANTS: Nil
Essendon: Nil
Reports: Nil
Umpires: Donlon, Fisher, O’Gorman, McInerney
Official crowd: 13,671 at Spotless Stadium