「フォワードは一筋縄ではいかない。」-Matt Buntine

バックラインの要だったMatt Buntineは、今シーズン、フォワードエリアで新たな役割を獲得しつつある。

バックスからフォワードへ。25歳の彼はキャリアで獲得したゴール数以上のゴールを今シーズンだけで記録している。ただ、ゴールは決めているものの、自身の役割はあくまでもディフェンスだと語った。

「ウエストコースト・イーグルスとの戦いの後、フォワードラインでプレーする機会が急激に増えた。」

「バックラインでプレーするのは確かに好きだし、ジャイアンツとしての7年間もバックスとしてプレーしてきた。ポジションが変わっても、相手キックのインターセプトを狙うなど、大きな役割は変わっていない。」

「グラウンドのどのエリアでも、自分に与えられた役割を果たすのは重要で、フォワードラインでのプレーを楽しめている。」

Buntineが今まで過ごしてきたグラウンドの反対、フォワードエリアには、現在ゴール数1位を走るJeremy Cameronがいる。

Cameronや他のフォワード陣が取り組む攻撃の姿を見るにつれ、フォワードとしてプレーすることがいかに難しいか、Buntineには多くの気づきがあったという。

「とても奇妙な気分になった。Philと自分は今までコンビを組んでバックラインを守ってきた。」

「フォワードではより多くのことを一度に考える必要があると感じた。グループの陣形、どこに相手がいるか、ランニングパターンは?など、他にも多くの判断が必要だ。」

「今では多くの言葉を慎むようになった。かつてはフォワードがゴールを決めることはコーヒーを飲むように簡単だと思っていたし、実際に彼らはそのように見えた。」

「今、自分でフォワードラインに加わって、その難しさを痛感している。ここはそう簡単な場所ではないんだと。」

今週の土曜日は敵地のSCGでシドニーダービーとなるシドニー・スワンズ戦が待っている。フォワードとして再スタートを切ったBuntineの活躍を期待したい。

 

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