ESSENDON 1.3 4.5 5.6 6.7 (43)
RICHMOND 5.4 9.6 15.10 17.12 (114)
エッセンドンはタイガースに全く歯が立たず、MCGに詰めかけた81,046人の前で勝利を飾ることはできなかった。Dreamtime at the ‘Gの試合での記録となる71点差をつけられての敗戦となった。
さらに悪いことに、ミッドフィールダーのDavid Zaharakisは第1クウォーターでタックルを受けた際に、鎖骨を負傷。ベンチに下がり、現在は受診の結果を待っている状況だ。
エッセンドンはカールトンに今シーズンの初勝利を献上してからチームを立て直し、2連勝をしていたが、タイガースに3連勝を阻まれた。
エッセンドンは試合開始直後から猛攻を仕掛けられ、一気に32点差のリードを奪われる。エッセンドンはタイガースのランニング、プレッシャー、統率の取れたディフェンスの勢いを受け、何とか1ゴールを返すにとどまった。
Zaharakisはこのクウォーターで負傷退場。フォワードのOrazio Fantasiaは足を負傷したものの、その後試合に復帰することができた。
第2クウォーターはエッセンドンが反撃し、最初の5ゴールの内4ゴールを獲得、徐々にボールもつながるようになり、点差を12点にまで縮めることができた。
しかしその反撃がタイガースを刺激したのか、タイガースはさらに一段階インテンシティーを高め、6連続ゴール。さらにその後も10ゴールの内9ゴールを奪われて、64点差で最終クウォーターへ。
タイガースはShane Edwardsが30ポゼッション、2ゴールでこの試合のBOGを獲得。スーパースターのDustin Martinも28タッチ、1ゴールと活躍し、得意のボールアタックを見せた。
苦しい戦いの中でも収穫があったとすればJake Stringerのパフォーマンスだっただろうか。中盤に入ってプレーし、キャリア最高の29ポゼッションを獲得してその内16がコンテスト、さらに9クリアランスを記録した。
ディフェンスのCale HookerはJack Riewoldtを1ゴールに抑え、ディフェンスラインで活躍した。
この試合がプレイヤーと監督の合計400試合目となったタイガースのDamien Hardwickは試合を振り返ってインタビューに答えた。
「エッセンドンはここ2試合で非常に良い戦いをしていたので、今日の試合はより強く競り合い、よりプレッシャーをかけようと思った。」
「立ち上がりは良く、エッセンドンの反撃に良く耐え、さらにそこから得点を重ねることができた。」
「非常に良いフットボールができている。もう少しインサイド50mに入ってからの成功率を上げたいが、それも今後すぐに克服できると感じている。」
一方のエッセンドンの監督John Worsfoldはこの試合の結果から多くのことを学ばなくてはいけないと話した。
「タイガースがボールを持った際に、そのスピードを止めることができなかった。それがタイガースの持ち味で、昨年プレミアシップを獲得した要因だと思う。そのようなプレーから我々は学ばなくてはいけない。」
エッセンドンは次節、アウェイでブリスベン・ライオンズと対戦する。
GOALS
Essendon: McDonald-Tipungwuti 2, Smith, Z.Merrett, Fantasia, Laverde
Richmond: Caddy 4, Butler 2, Edwards 2, Nankervis 2, Moore 2, Martin, Ellis, Riewoldt, Graham, Menadue
BEST
Essendon: Stringer, Smith, McKernan, Hooker, Merrett
Richmond: Edwards, Martin, Caddy, Nankervis, Short, Conca, Vlastuin,
INJURIES
Essendon: Zaharakis (collarbone)
Richmond: Nil
Reports: Nil
Umpires: Rosebury, Findlay, Gianfagna
Official crowd: 81,046 at the MCG