ESSENDON 5.5 5.8 7.14 11.18 (84)
CARLTON 2.1 4.4 9.5 11.10 (76)
エッセンドンは長年のライバル、カールトン・ブルーズに8点差で勝利し、ファイナル進出の望みをつなぐことができた。
第1クウォーターの立ち上がりは良く、最初の6ゴールの内5ゴールを取るなど、一気に攻めたて28点のリードを奪って最初のクウォーターを終えた。
しかしそこからブルーズは盛り返す。エッセンドンの素早いボールつなぎを止めると、徐々に差をつめていく。
エッセンドンはゴール前での決定力を欠き、ビハインドを量産。一方のブルーズはチャンスを確実にものにし、第3クウォーターの中盤にはKreuzerのゴールで逆転された。
エッセンドンは再逆転に成功するも、第3クウォーターの後半にかけて再び流れはカールトンへ。さらに最終クウォーターに入ってもその流れは続き、一時は11点差をつけられる。
しかしそこからエッセンドンが底力を見せる。Anthony McDonald-Tipungwutiの奮闘で勢いに乗り、Cale Hookerはゴール前でコンテストマークを何度も獲得。いくつかのセットショットは外してしまったものの、勢いに乗って攻撃し最後は8点差の勝利となった。
エッセンドンは勝利を手にしたが、Orazio Fantasiaは第1クウォーターに右のハムストリングを痛めてベンチに下がった。回復には3週間ほどかかる模様だ。また、第2クウォーターにはZach Merrettがラフプレーを行い、処分を待っている状況だ。
Dyson Heppell(34ポゼッションと10マーク)はチームを引っ張り、David Zaharakis(33ポゼッション)とDavid Myers(22ポゼッションと5インサイド50m)はグラウンド上どこでもボールに絡み、Michael Hurleyは固い守備を見せた。
スモールフォワードのMcDonald-Tipungwutiは3ゴールを獲得、Hookerは2ゴールを獲得するも、セットショットでは何度かゴールチャンスを逃してしまった。しかし、最終クウォーターが24分経過した時点で勝利を決める重要なゴールを決めた。
エッセンドンは暫定で8位となり、何とかファイナルへの望みをつないだが、ファイナル進出の争いは激しく、気の抜けない戦いが続く。エッセンドンは来週エティハドスタジアムにアデレードを迎える。アデレードに対し、ここ3試合では平均して大量の点差をつけられて負けているため、エッセンドンにとっては試練の戦いとなる。
GOALS
Essendon: Daniher 3, McDonald-Tipungwuti 3, Hooker 2, Green, Howlett, Heppell
Carlton: Wright 3, Boekhorst, Petrevski-Seton, Lamb, Silvagni, C.Curnow, Kreuzer, Casboult, Gibbs
BEST
Essendon: Heppell, Zaharakis, Myers, Hurley, McDonald-Tipungwuti
Carlton: Jones, Docherty, Wright, Petrevski-Seton, Murphy, Thomas
INJURIES
Essendon: Fantasia (hamstring)
Carlton: Nil
Reports: Nil
Umpires: Haussen, Hay, Meredith
Official crowd: 58,562 at the MCG