ST KILDA 0.2 2.6 4.11 7.15 (57)
ESSENDON 2.5 6.10 13.12 17.16 (118)
エッセンドンは金曜日の夜行われたセントキルダ・セインツとの戦いで、118対57と大勝した。セインツは先週、リッチモンド・タイガースに快勝しており、エッセンドンにとって手ごわい相手となるはずだった。
エッセンドンは第3クウォーターに7ゴールを獲得し、早々と勝負を決めた。試合序盤から最後まで良く攻め続け、最後まで相手に流れを渡すことはなかった。セインツは序盤からプレーに正確性を欠き、そこをエッセンドンにつかれた形でリズムを失った。
エッセンドンはこれで8勝8敗。10位につけており、ファイナル進出へ望みをつないでいる。セインツは9勝7敗。先週の良い戦いのままに勝利し、ファイナル進出をかけた混戦状態から一歩抜け出したかったが、勝利することができず再び混戦のグループに戻されてしまった。
エッセンドンはディフェンス、中盤、フォワード、どのエリアでもボールを支配し、特にフォワードのJoe Daniherは2つのビッグマークを含む4ゴールの活躍で、元エッセンドンのJake Carlisleとの競り合いを制していた。
Daniherはゴールキックの正確性を取り戻し、フォワードエリアでダイナミックに動き回り勝利に貢献した。今シーズン45ゴールとなり、シーズン得点王も見えてきた。
David Zaharakis(32ポゼッション、2ゴール)とZach Merrett(37ポゼッション、10タックル)は中盤をコントロールし、ラックマンのTom Bellchambers(26ヒットアウト、2ゴール)は相手ラックマンを圧倒した活躍を見せた。
試合終了時にはエッセンドンはポゼッションで66回の差をつけており、タックルも16回の差をつけていた。ポゼッションや攻撃面で勝っていただけでなく、ディフェンススキルでも相手に勝っていた。
セインツは今シーズン、タックルの回数で平均8回相手よりも上回っており、タックルの多さが特徴だっただけに、この数字は受け入れがたいものだった。
元エッセンドンのCarlisleは初の古巣との戦いで19ポゼッション、11マークと活躍していた。セインツは他にもShane Savageが31ポゼッション、8マークと活躍、Dylan Robertonは26ポゼッション、11リバウンド50mとハードに戦った。この日がAFLデビューとなったJosh Battleは長い距離のセットショットを決め、これが彼のAFL初ゴールとなった。
元エッセンドンのCarlisleは、Daniherとの握手で始まったが、エッセンドンファンからはブーイングで迎え入れられた。そしてこの試合の幕開けは2人の戦いからだった。DaniherがCarlisleの肩に乗ったダイナミックなマークを取り、スナップゴールを決めてこの日初ゴールを獲得した。
序盤からこの日のコンディションは対照的で、セインツはリズムをつかむことに失敗した。エッセンドンは試合をコントロールして、ハーフタイムを迎えるころには28点差のリードとなっていた。
所々でチャンスを逃すミスがあったが、ゲーム全体を支配していたため、大きな問題とはならなかった。試合後半もその勢いを維持し、61点差の勝利を飾った。
エッセンドンは来週、ノースメルボルン・カンガルーズと戦う。ファイナル進出のために勝っておきたい相手だ。
GOALS
St Kilda: Gresham, Carlisle, Bruce, Riewoldt, Battle, Sinclair, Lonie
Essendon: Daniher 4, Green 2, Bellchambers 2, Zaharakis 2, McDonald-Tipungwuti 2, McKenna, Hurley, Hooker, Colyer, Myers
BEST
St Kilda: Savage, Roberton, Steven, Newnes, Carlisle
Essendon: Zaharakis, Daniher, Merrett, Hurley, McGrath, Bellchambers
INJURIES
St Kilda: Gilbert (finger)
Essendon: Nil
Reports: Nil
Umpires: Margetts, O’Gorman, Nicholls
Official crowd: 47,156 at Etihad Stadium