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Indigenous Roundとは

Indigenous Roundとは

こんにちは!
今回はいつもと違って、ちょっとしたご紹介をします。
AFLWでは今週末から”Indigenous Round”というラウンドが始まります!
日本では馴染みがないかもしれませんが、オーストラリアで現在投票も行われているので、ちょっとした内容をシェアさせていただければと思います。(中の人がCarlton SupporterなのでCarltonの記事から抜粋です。)

 

Connection and Celebration :

Vescio選手がIndigenous Roundから得たもの

 

AFLWのラウンド7は2週間にわたるフッティコミュニティでのIndigenous文化教育とその文化への敬意を払う期間の始まりを表しています。BluesのDarcy Vescio選手は全力でこの機会に取り組んでいます。

 

Yokayi FootyのTyrone Winderとの会話で、Vescio選手はAFLがAFLWにもIndigenous Roundを組み込んだことに感謝している。

このラウンドをきっかけに、様々な背景をもった選手たちがフッティの奥深い歴史について学びIndigenous文化に敬意を払う機会ができた。

 

Vescio選手は常にIndigenous文化について学び、称える機会を大切にしてきた。また、Carltonの周りのコミュニティとつながることを通して、チームメイトたちがこの機会を最大限に利用できるようにしてきた。

 

「Indigenous文化とTorres Strait Islander文化を称え、祝う機会を得るたびに、それは素晴らしいことだと思っています。試合そのものがIndigenousであり、Marngrookから由来しています。」とVescio選手は述べた。

「このような経験は自分自身のために自分で探すこともできます。しかし、このような機会を与えられ、周りの人々を呼び、共に経験することはとても素晴らしいことだと思います。」

 

NoongarのWinderさんはフットボールを現在のコミュニティと長老たちをつなげるために利用してきた。また、近年では、グラスルーツからナショナルレベルのフットボールまで、教育をする機会として歓迎してきた。

 

彼とVesio選手は共に、フットボールが文化とAFLWがもつ包括性(以下、インクルージョン)を繋げる起点になってきていると見据えている。

 

Winderは「自分が何かの一部であると感じることができます。フットボールの試合で、自分が試合の一部と感じることができても、時々少しのけ者にされていると感じることがあります」と述べている。

 

「しかし、コミュニティレベルまで考えたり、誰かがIndigenousラウンドやジャージに出資しようと努力するのをみるのは、いい機会です。」

 

「私は常に、フットボールは全てを平等にするものであり、どこの出身だろうが関係なく、共に集まること自体が美しいことだと思っています。」

 

今シーズンでは初めてCarltonのAFLW/AFLの両サイドが同じIndigenousジャージのデザインを同じ年に着ることになった。

 

デザインはTiwi artistのRussy Puruntatameriによって施され、Tiwi女性の強さと反発力を、丸い形を用いて伝統的で儀式的な祝いの場であるダンスグラウンドを表したものとなっている。

 

Vescioは「私はジャージそのものが私たちとかかわりを持っているというアイデアがとても好きです。”W”と”M”。そして、集まって祝うというアイデア自体が素晴らしいです」と述べた。

 

「フッティには本質的に多くのセレモニーがあると思います。そして、私たちが儀式として行うものと同様に、Russyが命を吹き込んだコンセプトをとても気に入っています。」

 

「今年の初めにメンズがこのジャージを着ているのを見ました。私は『とてもいいジャージ。いつ着ることができるの?』と思いました。」

 

 

Winderは、より多くのフットボールに関わる人がIndigenous文化について自分たち自身を教育する機会を享受し、Indigenousの人々がより広いコミュニティと繋がるのを助けていることに着目している。

 

コミュニティの継続的なサポートはVescioもクラブ内で気付いていた。リーグでも、Indigenousジャージを着る機会を利用して、文化へのサポートと包容力を示した。

 

Winderは「AFLの中でさえ、多くの人がホームシックになっています。その人がメンズ・ウィメンズの選手リストに載っていようが、AFLという業界で働いていようが関係なくです。Indigenous文化が包容されていることを見ることは、とても嬉しく、また、支えになっています。」と述べた。

 

Vescioは「私は常に包容されていると確かに感じてきました。また、ジャージを着る機会があるたびに、アボリジニ文化について学ぶ能力があると感じてきました。」と述べた。

 

文化と繋がることはVescioにとっては共感できるものがあり、VescioはIndigenousコミュニティの人々が自分たちの文化的背景と繋がり、それを表現することをサポートしてきた。

 

家族の重要性を見ること、自分自身の文化を誇りをもって表現することはVescioがIndigenousコミュニティから学び、また尊敬していることの1つである。

 

Vescioは「私は文化との繋がりをとても大切に思っています」と述べた。

 

「私たちが人として何なのかを示す重要な要因であり、アボリジニ、そしてTorres Strait Islanderの人々は彼ら自身が誇りに思っているものに価値観を与え、表現しているのが素晴らしいと思います。また、彼らがこんなに上手に表現していることも、私が愛してやまない要因の1つです。」

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