MELBOURNE 4.2 7.6 12.9 15.12 (102)
GIANTS 4.1 5.5 5.8 8.9 (57)
ここ最近低迷が続いていたメルボルンだが、今シーズンは12年ぶりにファイナル進出を決めた。
デーモンズは先週、ウエストコーストを破ったのに続き、今週も格上のジャイアンツを破り、見事5位でファイナル進出となった。
試合序盤は互角の戦いを見せていたものの、第2クウォーターから第3クウォーターにかけて、7連続ゴールを決められるとジャイアンツは一気に劣勢に立たされた。
シーズンを通して定評のあったパスワークがうまくいかなかったジャイアンツ。第3クウォーターにJeremy CameronがZac Langdonに出した簡単なハンドパスがつながらなかったことが事の重大さを表していた。
ジャイアンツは第3クウォーター、全くボールがつながらず0ゴール。一方のデーモンズは5ゴールと確実に点差を広げていった。
デーモンズは5位に浮上してリーグ戦を終え、ファイナル第1試合はホームでジロング・キャッツと対戦することとなった。
ジャイアンツは7位に転落し、1週間前に敗れたスワンズと再びシドニーダービーを戦うこととなった。
序盤の接戦から、徐々に流れを失ったのはデーモンズのラックマン、Max Gawnにヒットアウトで圧倒されたのが大きな要因のひとつだった。今シーズンのデーモンズはボールアタックが好調で、そのエリアではジャイアンツも負けていなかったが、この試合は完全にデーモンズのペースとなってしまった。
ジャイアンツのJosh Kellyは、デーモンズのJames Harmesの厳しいマークで、19ディスポーザルと振るわず、Callan WardやSteve Coniglioなどのプレイヤーもボールの獲得に苦労していた。
デーモンズのボール運びは目を見張るものがあり、特にシーズン後半はディフェンシブにプレーしてカウンターを仕掛けるというプレースタイルが一気に浸透した。
ジャイアンツはこの試合わずか57点で今シーズン2番目に低い数字となった。不安を残しつつもファイナルシーズンに入るジャイアンツ。ファイナルの初戦は9月8日(土)、負ければシーズン終了の厳しい試合をシドニー・スワンズと戦う。
GOALS
Melbourne: T.McDonald 3, Petracca 3, Neal-Bullen 2, Harmes, vandenBerg, Brayshaw, Gawn, Jones, Weideman, Melksham
GIANTS: Coniglio 2, Tomlinson, Lobb, Cameron, Himmelberg, Langdon, Finlayson
BEST
Melbourne: Gawn, Harmes, Brayshaw, Oliver, Petracca, Jones, Frost
GIANTS: Coniglio, Ward, Shiel, Haynes, Kennedy
INJURIES
Melbourne: Kent (right shoulder), Tyson (left wrist), Melksham (head)
GIANTS: Lobb (TBC)
Reports: Nil
Umpires: Dalgleish, Rosebury, Stevic
Official crowd: 37,285 at the MCG