Final R1 vs. Swans 相手を圧倒し、ファイナルシリーズでのシドニーダービーを制す

Swans       1.4    2.4    2.6      4.6      (30)
GIANTS     2.3   4.7    7.11   10.19    (79)

ジャイアンツはシーズン後半に負けたシドニー・スワンズを見事下し、準々決勝に駒を進めた。

第1クウォーターこそ接戦だったものの、その後は8連続ゴールを決めるなど完全にペースを掴み、79-30と圧勝した。

準々決勝はイーグルスに接戦で負けたコリンウッド・マグパイズとの対戦となる。

スワンズは第2クウォーターの7分経過時点から第4クウォーターの23分経過時点まで1ゴールも奪えず、ジャイアンツのプレッシャーの前に為す術がなかった。

スワンズが奪ったゴールはわずか4ゴール。クラブの歴史上、ファイナルシリーズでの最小得点となった。

ジャイアンツは大勝に喜んでばかりもいられない。中盤の要のJosh Kellyが第1クウォーターの終盤に右ひざを痛めてベンチに下がった。

Kellyはテーピングをしてランニングやバイクをこぐなど、ベンチ脇で体を動かし続けていたが、グラウンドに戻ることはできなかった。

グラウンドコンディションは決して良くなく、滑りやすい状況だったにも関わらず、ジャイアンツは状況に合わせた動きで、相手よりボールにアタックし続けて、ほとんどのエリアで相手を圧倒していた。

ディスポーザルは415-337、インサイド50も63-39とスタッツでもスワンズを上回っていた。

この試合はそれぞれのプレイヤーが調子良くプレーしていたが、Toby Greeneが最も好調だった。怪我もあり乱調気味のシーズンだったが、この試合は一定して素晴らしいパフォーマンスを見せた。27ディスポーザル、9マーク、3ゴールに加え、フォワードラインで常にボールにアタックしていた。

Greeneのみでなく、Zac Williams、Brett Deledioも怪我から復帰して素晴らしい動きを見せ、監督のLeon Cameronを安心させた。

Williamsはこの試合が今シーズン初の試合となり、23タッチを記録。Deledioも22ディスポーザルを獲得した。

Lachie Whitfieldは苦手とするスワンズを相手に29ポゼッション、Callan Wardは29ポゼッション(そのうち17がコンテスト)、Stephen Coniglioも27ポゼッション(そのうち13がコンテスト)と中盤でもリズムをコントロールしていた。

一方のスワンズは良いところを見つけるのが難しい試合内容でシーズンを終えることになった。Lance Franklinは怪我にも悩まされたシーズンで懸命にゴールを重ねてきたが、この日はジャイアンツのディフェンダーPhil Davisに抑え込まれていた。Franklinは2マークに終わり、最後までゴールを奪うことはできなかった。

また、スワンズはJosh Kennedyが27タッチ、Dan Hanneberyが24タッチと活躍するも、わずかな得点に終わった。

ジャイアンツは土曜日に、アウェイのMCGでコリンウッド・マグパイズと準決勝進出をかけて対戦する。

GOALS
Swans: Papley 2, Parker, Ronke
GIANTS: Greene 3, Cameron 2, Himmelberg 2, Coniglio, de Boer, Ward

BEST
Swans: Kennedy, Parker, Heeny, Cunningham
GIANTS: Davis, Whitfield, Greene, Coniglio, Himmelberg, Ward, Haynes

INJURIES
Sydney: Nil
GIANTS: Josh Kelly (knee)

Reports: Nil
Umpires: Margetts, Stevic, Williamson
Official crowd: 40,350 at the SCG

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