フリーキックをもらって手にした3ゴールのみ

恐らく最初で最後となるだろうパースで行われたシドニーダービー、スワンズとの戦いに良いところなくあっさりと負けを喫した。

キャプテンのConiglio自身も前半を「hopeless」と評した見るに堪えない内容で、25-66とクラブ史上最も低い得点に並ぶわずか25点しか取ることができなかった。ジャイアンツが取った3ゴールは全て相手から与えられたフリーキックから入れたゴールで、自らチャンスを作り出すのに苦労した試合となった。

ラックマンのSam Jacobsはヒットアウトで相手に大きくリードを許し、フォワードのJeremy Cameronはディフェンダーに抑え込まれて、第2クウォーターの中盤にようやくチーム初のゴールを決めてからは目立つ動きができなかった。

エッセンドンとの試合で逆転劇を見せてから6日、今回は差を縮めるどころか、後半にかけて差を広げられる展開に。前半の1ゴール3ビハインドはクラブのワースト記録を更新。前半は、アンコンテストポゼッション数で42も差をつけられ、攻撃側にボールがあったのはわずか33%とスロースタートの課題が克服できていない。

フォワードインサイド50mに入る回数もAFLで最も少ないクラブのひとつとなっているジャイアンツ。フォワードターゲットとなっているJeremy Cameronがわずか5ディスポーザル、Harry Himmelbergも6ディスポーザルでは、組織立った攻撃が成功するはずもない。

良い部分を見つけるのが非常に難しい試合でもディフェンダーのHaynesは安定した活躍、中盤のKellyとWhitfieldはいつも通り多くのボールに絡み、フォワードラインではDanielsが縦横無尽に走り回ってリズムを取り戻そうと奮闘していた。

期待されている若手の起用も空振りに終わった監督のLeon Cameron、ファイナル進出するためにチームを立て直すことができるか手腕が問われる重要な時期に入った。

【今週のNever Surrender!】

困ったときのFinlayson頼み。中盤でのボールの奪い合いに負けている試合では高さの勝負となる。Jeremy Finlaysonはメインのラックマンの代わりとなり、フォワードではターゲットとなる頼れるプレイヤーだ。

SYDNEY                                    3.1   5.2   6.5   10.6    (66)
GREATER WESTERN SYDNEY   0.1   1.3   2.6   3.7     (25)

GOALS
Sydney: Dawson 2, Blakey 2, Rowbottom, Foot, Thurlow, Stephens, Hayward, Bell
Greater Western Sydney: Cameron, Finlayson, Langdon

BEST
Sydney: Parker, Rampe, Blakey, Rowbottom, Sinclair, Dawson, Melican
Greater Western Sydney: Kelly, Coniglio, Perryman, Whitfield, Williams

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