試合開始直後からライオンズの猛攻に合い、いきなり4ゴールを奪われる。第1クウォーターの後半にHimmelberg、Tarantoの連続ゴールで差を縮めるのがやっとのジャイアンツ。その後もペースを掴むことができず、一度もリードを奪えないまま試合を終えた。68-88で負け、上位ライオンズとの力の差を見せつけられた格好だ。
コールマンメダルを狙うライオンズのスモールフォワードCharlie Cameronを止めるのに苦労し、ディフェンス陣でマークにつくプレイヤーを探すことができなかった。
第3クウォーターでは一時流れを引き寄せ、Cameronや普段はディフェンシブな中盤として活躍するde Boerのゴールを含む4連続ゴールを決めることもできた。
しかし最終クウォーターに再び課題となっている集中力の欠如が現れた。Keeffeが不必要な50mペナルティーを与えてリズムが崩れると、勢いなく相手のプレッシャーに押されるシーンが目立った。
試合の収穫となったのはキャプテンStephen Coniglio(27ポゼッション)が今シーズンで一番の活躍を見せたところだろうか。キャプテンとなり、フォワードラインに入ったConiglioだが、今までのポジションよりも攻撃的な位置につくことになり、あまりボールに絡めていない試合が多くなっていた。また、肩の怪我から復帰したTim Taranto (15ディスポーザル、2ゴール)もチームにフィットし、怪我前の輝きを失うことなくグラウンドに戻ってきた。
【今週のNever Surrender!】
フォワードのFinlaysonが隙を見てタックル!奪ったボールをインサイド50mへ。待っていたConiglioがクリーンにピックしてスプリント。途中で捕まるもすぐにTarantoへハンドパスしてTarantoがスナップショット!
関わった3人のプレイヤーの判断の早さが生んだゴール。優先事項を整理してプレーしているのが良く分かり、インサイド50mに入ったボールを効率よくゴールにつなげる好例となった。
GREATER WESTERN SYDNEY 2.3 4.4 8.5 10.8 (68)
BRISBANE 4.4 7.5 10.6 13.10 (88)
GOALS
Greater Western Sydney: Himmelberg 3, Taranto 2, Cameron 2, Finlayson, De Boer
Brisbane: Cameron 2, Rayner 2, Bailey 2, Zorko, Neale, McCarthy, Lyons, Hipwood, Martin, McCarthy
BEST
Greater Western Sydney: Coniglio, Whitfield, Perryman, Taranto, Kelly, Cameron
Brisbane: Andrews, Zorko, Bailey, Cameron, Neale, J.Berry