新キャプテンConiglioと共にスタートを切った2020年シーズン開幕戦、活躍したのはフレッシュな面々だった。この試合がAFLデビューとなったルーキーのTom Greenは中盤でスター揃いのキャッツを相手に堂々の戦いぶり。
さらにディフェンスのHarry Perrymanは今シーズンからウイング付近での役割が増えており、この試合ではFWラインまで果敢に上がるシーンも多く、自身最多の4ゴールを獲得。
成長著しい若手が経験を積みつつあり、安定した戦いでキャッツに一度もリードを許すことなく快勝した。
【今週のNever Surrender!】
ディフェンスラインからのカウンターアタック。スモールフォワードのZac Langdonは無理をしてマークにいかず、フォローに入ったToby Greeneにボールを落とす。Greeneは前線に走り、タックルを受けるもさらにフォローに入ってきたConiglioへハンドパス。
素早い攻撃のためディフェンスが戻りきれず、空いたゴールを見たConiglioはそのままスナップショット。流れるような中央突破でゴールを奪った。注目はConiglioのランニング。始めにボールをキックした際もハンドパスがもらえる位置でボールを呼び、ボールが前線にキックされるとみるやそのまま走り続けてフォローへ。長い間走って得たボールは「セカンドエフォート」と呼ばれる見本のようなプレー。新キャプテンが献身的なプレーを見せた。
また、イタリアにルーツを持つConiglioはイタリア国旗を見せて、新型コロナウイルスと懸命の戦いを続けるイタリアにエールを送った。
GIANTS 5.0 9.1 13.3 17.3 (105)
GEELONG 4.2 6.6 8.7 11.7 (73)
GOALS
GIANTS: Perryman 4, Greene 4, Cameron 3, Coniglio 2, Lloyd 2, Langdon, Finlayson
Geelong: Duncan 3, Hawkins 2, Ablett, Miers, Dangerfield, Dahlhaus, O’Connor, Rohan
BEST
GIANTS: Perryman, Greene, Hopper, Haynes, de Boer, Whitfield
Geelong: Duncan, Stewart, Ablett, Selwood, Tuohy, Blicavs