GIANTS 1.5 5.9 8.14 11.16 (82)
FREMANTLE 3.1 5.2 5.6 7.9 (51)
強い風が吹き荒れる中、ジャイアンツはドッカーズ相手に準ホームのキャンベラで快勝した。強風でボールが曲がり、ゴールを奪うのに苦労していた両チームだが、ジャイアンツの強さとスキルが相手を上回って31点差で勝利した。
ジャイアンツは立ち上がり、なかなかエンジンがかからず8点差を奪われるものの、第2クウォーターで逆転、さらに第3クウォーターはフリマントルを0ゴールに抑えるなど徐々に点差を広げた。
第4クウォーターはフリマントルのBrandon Materaにこの日2ゴール目を決められ、さらにBailey BanfieldにAFL初ゴールを決められたが、Toby Greeneの素晴らしいスナップショットで相手の流れを止めると、スタジアムには雨が降り始め、フリマントルの反撃を抑えることに成功した。
Greeneは2ゴールとフォワードラインで躍動し、キャプテンのCallan Wardは34ディスポーザルと中盤で多くのボールをさばいた。
Brett Deledioはジャイアンツに移籍後のベストゲームで28ポゼッション、ディフェンダーのNick Haynesや中盤の核となっているStephen ConiglioやDylan Shielも安定した活躍を見せた。
足首の怪我で1年以上AFLの試合から遠ざかっていたRyan Griffenはこの試合で復帰を果たし、グラウンド上で存在感を見せた。31歳のGriffenはこの試合のオープニングゴールを決め、さらに第2クウォーターの初ゴールも決めた。ボールのポゼッションこそ少なかったものの、勇気あるプレーを見せてチームを鼓舞した。
Jeremy Cameronは膝を打って一時ベンチに下がり、チームをヒヤリとさせたがその後グラウンドに戻り、2ゴールとフォワードラインで活躍した。
ジャイアンツの監督Leon CameronはJeremy Cameronの怪我の具合を心配し、試合後に様子を見て、次節の試合に出場させるかどうか決めると試合後のインタビューで話した。また、今回の試合は激しいコンテストで、多くのプレイヤーにダメージがあったと語った。
「風が強い中で苦労しながらも、両チームとも激しく戦っていた。」
「非常にタフな試合で、ジャイアンツのプレイヤーの体の負担が大きかった。タックルがすごく良く、必要な際に体を張って相手を止めることができていた。」
一方のフリマントルはLachie Neale、Stephen Hill、そしてベテランのDavid Mundyが良く戦い、キャプテンのNat Fyfeも素晴らしいゴールを決めた。
フリマントルの監督Ross Lyonは、フォワードエリアでのミスが敗因だと語り、ジャイアンツより3回も多くフォワードインサイド50mに入ったものの、そのチャンスを十分に生かすことができなかったと悔しさをにじませた。
「我々の若いフォワード陣がジャイアンツのディフェンスのHaynesとShawに止められ、そこからスムーズにボールをつながれた。」
「しかし、我々も良くアタックし、特に第4クウォーターは何度もチャンスを作ることができた。今回の敗戦から学ぶべきことは多かった。」
来週、ジャイアンツはメルボルンのエティハドスタジアムでセントキルダ・セインツと対戦する。
GOALS
GIANTS: Cameron 2, Griffen 2, Greene 2, Hopper, Coniglio, Taranto, de Boer, Lloyd
Fremantle: Matera 2, Sandilands, S. Hill, Fyfe, Banfield, Mundy
BEST
GIANTS: Ward, Haynes, Coniglio, Hopper, Greene, Taranto, Deledio
Fremantle: S. Hill, Neale, Mundy, Sandilands, Banfield
INJURIES
GIANTS: Davis (cut chin)
Fremantle: Ed Langdon (illness) replaced in the selected side by Darcy Tucker
Reports: Nil
Umpires: Fisher, Hosking, Rosebury
Official crowd: 11,356 at UNSW Canberra Oval