GEELONG 5.3 6.7 12.11 15.13 (103)
GWS GIANTS 3.1 5.6 6.7 8.11 (59)
ジャイアンツはアウェイで行われたキャッツとの戦いに44点差で敗れ、最終節で4位に転落した。第3クウォーターが始まって5連続ゴールを奪われたジャイアンツ、一気に広がった点差を縮めることができないまま試合を終えた。
試合後にキャッツのディフェンダーのAndrew MackieとTom Lonerganはグラウンドを回り、ファンに挨拶をするとその後、正式に引退を発表した。
今回の試合の勝敗を分けたのは第3クウォーター。センタークリアランスを支配されると、キャッツが17回インサイド50mに入ったのに比べ、ジャイアンツはわずか10回にとどまった。
キャッツの監督Chris Scottも試合のカギとなったのは第3クウォーターの序盤だったと振り返った。
「ボール際でコンテストに勝ち、より多くのボールをフォワードラインに運べたら、もちろん相手ディフェンダーにとって脅威となる。」
キャッツのDuncan、Sam Menegolaは中盤を支え、Patrick Dangerfieldは24コンテストポゼッションを記録した。彼はシーズン合計のコンテストポゼッションを386回へ伸ばし、シドニー・スワンズのキャプテンJosh Kennedyが2012年に記録した268回を抜いた。
ラックマンのZac Smithはラックワークで競り勝ち、多くのボールを中盤に供給した。契約切れのSteven MotlopとDan Menzelも活躍し、チームの大勝に貢献した。
キャッツのディフェンス陣によってジャイアンツのランニングスタイルのフットボールは完全に封じられてしまった。
ジャイアンツで調子が良かったのはキャプテンのCallan Wardのみで、Tom Scully、Josh Kelly、Dylan Shielらは相手に抑えられてしまった。
元キャッツのベテラン、Steve Johnsonも相手ディフェンスに抑えられ、8ディスポーザルのみで、1ゴールも決めることができなかった。
ジャイアンツの監督、Leon Cameronは肩を落として試合を振り返った。
「コンテストで負けていたら、フットボールの試合に勝つことはできない。」「キャッツのような強い相手に対して、勝つにはもっと成長が必要だ。」
キャッツのディフェンスプレッシャーが落ちた第2クウォーターの終盤に、ジャイアンツはボールをダイナミックに動かす本来の攻撃を見せたが、その後は良いプレーを見ることはできなかった。
一方で、苦しい中でもフォワードのToby Greeneは良く戦い、3ゴールを獲得した。
最終節の手痛い敗戦で、ジャイアンツのファイナルシリーズ第1戦はアウェイで1位のアデレードと戦うことになった。
GOALS
Geelong: Menegola 3, Menzel 2, Hawkins 2, Murdoch 2, Duncan, S.Selwood, Buzza, Motlop, Dangerfield, Henderson
GWS Giants: Cameron 3, Greene 3, Patton, Deledio
BEST
Geelong: Dangerfield, Menegola, Duncan, Smith, S.Selwood, Hawkins, Murdoch, C.Guthrie
GWS Giants: Ward, Kelly, Greene, Deledio, Cameron
INJURIES
Geelong: Parsons (ankle)
GWS Giants: Greene (ribs), Hopper (ribs)
Reports: Nil
Umpires: Schmitt, Meredith, McInerney
Official crowd: 30,087 at Simonds Stadium