GIANTS 3.5 6.7 8.11 13.20 (98)
FREMANTLE 3.3 6.6 11.8 13.8 (86)
ジャイアンツは苦しい戦いの中、何とか12点差でドッカーズに勝利し、トップ4を守った。
第1クウォーターから第3クウォーターにかけてジャイアンツはミスが続き、なかなかペースを掴むことができずにいた。しかし最終クウォーターは一気にギアを上げ、底力を見せた。
副キャプテンのStephen Coniglioは久しぶりの試合出場で27ポゼッション、9クリアランス、6タックルと存在感を見せた。さらに中盤のLachie Whitfield、Callan Ward、 Dylan Shielらも特に試合後半にかけて活躍を見せた。
監督のLeon Cameronは、今回の勝利は「泥試合」のようで、褒められたものではないとしながらも、勝利によって自信をつけることができ、まだまだ成長できることを実感できたことは良かったと語った。
「他の上位のチームに比べるとまだまだ成長が必要だ。」
「しかし、上位のチームに肩を並べる実力をつけているし、今シーズンも成長している。より賢くプレーして、我々のフットボールを目指したい。」
一方のドッカーズはキャプテンのNat Fyfeが31タッチ、2ゴールと活躍。Lachie Nealeは30ディスポーザルを獲得し、ディフェンダーのLuke Ryanは25ポゼッション、14マークでゴールを守った。
ドッカーズの監督Ross Lyonは、敗戦から多くのポジティブな面を得たようだ。
「最初の3クウォーターの戦いぶりはとても成長を感じた。」
「フィールドのカバーの仕方、ボールの動かし方は良くなっているし、チームディフェンスもとても良かった。」
「最終クウォーターまでは、プラン通りに試合が進んでいたが、最後にボール際で負けるシーンが増え、センターバウンスでボールを獲得することができなかった。」
ジャイアンツは立ち上がりに勢いよくゴールを奪ったが、すぐにその差を返され、逆転を許した。その後、再逆転するも、徐々に流れはドッカーズへ。
ドッカーズのキャプテン、Fyfeはタギングを受けていたが、試合が進むにつれてポゼッションを増やし、チーム全体のポゼッションも増やした。第3クウォーターは完全にドッカーズのペースで、センターバウンスで6-1、コンテストポゼッションで34-26とジャイアンツを圧倒していた。
最終クウォーターに入るとジャイアンツが息を吹き返す。Coniglioは素晴らしい動きを見せ、Shiel、Devon Smith、Tom Scullyも後に続いて流れに乗った。ドッカーズも2ゴールを返すが、一度流れに乗ったジャイアンツは勢いが衰えることなく、試合を終えた。
ジャイアンツは来週、準ホームのキャンベラでメルボルン・デーモンズと戦う。
GOALS
GIANTS: Kennedy 2, Lobb 2, Patton 2, Scully, Cameron, Whitfield, De Boer, Haynes, Smith, Kelly
Fremantle: Kersten 3, Grey 2, Fyfe 2, B Hill, Suban, Hughes, Mundy, Ballantyne, Tucker
BEST
GANTS: Coniglio, Haynes, Kelly, Shiel, Whitfield, Simpson
Fremantle: Fyfe, Neale, Kersten, S Hill, Ryan, Tucker
INJURIES
GIANTS: Setterfield (concussion)
Fremantle: Blakely (shoulder)
Umpires: Nicholls, Schmitt, Wallace
Official crowd: 11,233