エッセンドンのディフェンダーPatrick Ambroseは、59点差で負けたポートアデレードとの試合を振り返って、勝ちに対する意思が弱かったと語った。
度々のチャンスを逃し、ボールに十分なプレッシャーを与えることができなかったエッセンドンは楽々と相手に勝利をプレゼントしてしまった。
「いくつかの部分で改善点がある。4クウォーターを通してしっかりとしたマインドセットで臨まなければいけなかったが、試合ではそれができていなかった。」
「特にセットプレーで優位に立つことができず、他のエリアでも相手が上回っていた。」
「4クウォーターを通してプレーする準備をして、もっとコンテストに強くならなくてはいけない。」
「リセットする必要がある。負けをきちんと認めて、試合の内容を振り返り、今週末の試合に向けて準備する。」
プレイヤーの欠場が結果に影響を及ぼしたのは確実だ。ラックマン/フォワードのShaun McKernanは試合前に体調を崩して欠場、さらにDarcy Parishは第1クウォーターに脳震盪を起こしてしまった。
「確かに影響はあったと思うが、誰かが欠場したら他の誰かが代わりに役割を果たすことができるはずだ。言い訳はできない。しかし、Darcyのように試合中のアクシデントについてはプレイヤーの入れ替えができないので、その部分は仕方がなかった。」
「Shaunはとても良い状態だっただけに欠場は残念だった。今回はフォワードラインで相手に何度かインターセプトマークを許してしまった。彼がフォワードにいればそのようなことは起きなかったはずだ。」
Ambroseは先週の試合、ポートアデレードのCharlie Dixonを完全に抑え込むことに成功し、好調を維持している。
ラウンド15からラウンド17にかけて試合に出られなかった27歳の彼は、Dixonをノーゴール、わずか5ディスポーザルに抑え、自信を取り戻したようだ。
「自分の試合内容は良かった。攻撃にもう少し参加できればさらに良かったと思う。Charlieは大きいプレイヤーだが、自分ができることを全て出せたし、競り合いでは良い戦いができた。」
「試合に出られない時期から戻ってきて3試合になる。チームに再び溶け込んで試合の感覚を取り戻せたのは良かった。」
「できれば、あとわずかな今シーズンの試合も成長し続け、ファイナルシリーズでプレーしたい。」
また、最近エッセンドンに加入して、エッセンドンとして3試合目のWill Snellingの活躍に、Ambroseは驚きを隠せない。
元ポートアデレードのミッドフィールダーだった彼は、古巣を相手に21ディスポーザル13コンテストポゼッション、5タックル、2ゴール、1ゴールアシストを記録した。
「懸命にアピールしながら、本当に良く戦っている。」
「ここ数年は苦しい時期だったと思うが、この試合では4クウォーターを通して良いプレーをしていたし、個人的には彼がクラブのベストプレイヤーだったと思う。本当に素晴らしいプレーだった。」
エッセンドンは今週末の土曜日、ウェスタン・ブルドッグスとマーベルスタジアムで対戦する。
「今週きちんとトレーニングを行い、週末の試合で勝利して再び良い流れを取り戻したい。」