GOLD COAST 3.1 6.1 8.1 9.3 (57)
ESSENDON 4.2 6.8 8.11 12.18 (90)
エッセンドンはゴールドコースト・サンズとの戦いに快勝し、ファイナル進出へ望みをつないだ。しかし、エッセンドンは終始試合をコントロールするも決定力にかけ、12ゴール18ビハインドと、多くのゴールチャンスを逃していた。
この勝利でエッセンドンは8位に浮上。2014年以来のファイナル進出へ向けて勢いがついた。しかし、ファイナル進出は依然難しい状況だ。エッセンドンの他にも、イーグルス、セインツ、ブルドッグスが勝ち点44で並んでおり、その4チームで8位の位置を争っている。エッセンドンは次節の最終戦で必ず勝たなくてはいけない。
サンズとの試合では中盤のDavid Zaharakisが38ポゼッションと大活躍。Joe Daniher はサンズのキャプテンSteven Mayに抑え込まれ、最終クウォーターの1ゴールにとどまった。シーズン得点王に授与されるColeman Medal争いはウエストコースト・イーグルスのJosh Kennedyを4ゴール差で追っている。
Joe Daniherが苦戦する中、James Stewart、Cale Hooker、そしてこの試合でAFLデビューを果たしたJosh Begleyがそれぞれ2ゴールを決める活躍を見せた。また、Brendon Goddard、Andrew McGrath、そしてこの日がAFLデビューのMark Baguleyらは25ディスポーザルを記録し、チームを支えた。
エッセンドンは試合の大半をフォワードでプレーし、ボールを支配していたものの、得点を重ねることに苦労していた。インサイド50mは71-31と大差をつけて勝っており、ディスポーザルも418-346、クリアランスも36-29、コンテストボールも147-121とサンズを上回っていた。
一方のサンズはチームの軸となるGary Ablett、Tom Lynchらのプレイヤーを怪我で欠き、苦しい戦いが続いた。その中でも、Ben Ainsowrthが3ゴールを決め、Aaron Hallは31タッチと活躍を見せた。
エッセンドンでAFLデビューのBegleyは序盤から活躍を見せた。彼は昨年のドラフトNo31でエッセンドンにピックされ、この日、初キックが初ゴールとなった。さらに彼はそのゴールに満足することなく、Stewartへのピンポイントのキックパスを見せるなど、スキルの高さが目立った。
今回の試合は危なげなく勝利を手にしたエッセンドンだが、ファイナル進出をかけた最終戦に向けて、緊張の1週間が始まった。
GOALS
Gold Coast: Ainsworth 3, Wright, Martin, Schoenfeld, Swallow, Macpherson, Hallahan
Essendon: Hooker 2, Stewart 2, Begley 2, Green, McKenna, Heppell, Daniher, Parish, McDonald-Tipungwuti
BEST
Gold Coast: May, Hanley, Hall, McKenzie, Swallow
Essendon: Zaharakis, Goddard, Baguley, Kelly, McGrath
INJURIES
Gold Coast: Nil
Essendon: Green (foot)
Reports: Nil
Umpires: Foot, Stevic, O’Gorman
Official crowd: 16,817 at Metricon Stadium