BRISBANE LIONS 3.2 5.6 11.9 12.12 (84)
ESSENDON 4.2 10.5 12.8 17.9 (111)
エッセンドンはライオンズに猛追されるも最後は振り切って、アウェイでの戦いに27点差で勝利することができた。
一時は42点差をつけていたが、生まれ変わったライオンズに一気に差を詰められ、逆転を許すという、緊張感のある展開となった。しかし、第4クウォーターで逆転されたものの、エッセンドンは落ち着いたボール運びを見せ、そこから5連続ゴールを決めて再度突き放すことができた。
Orazio Fantasiaはこの試合もフォワードラインで活躍し、第4クウォーターに反撃のきっかけとなる4つ目のゴールを決めた。さらに試合終了のサイレンの後のセットショットも決めて、合計5ゴールの大活躍。
最後の時間帯はまさに怒涛の攻撃。Kyle Langford、Anthony McDonald-Tipungwuti、David Zaharakis、そしてFantasiaと連続ゴールで一気にライオンズを突き放した。
ある程度の余裕を持って試合を終えたものの、追い上げられた時間帯は為す術がなかった。しかし、相手を力で跳ね返し、点差をつけて勝てたことは評価に値する試合内容だった。
Jobe Watson(34ディスポーザル)はAFL復帰後2試合目で見事なパフォーマンスを見せ、Zach Merrett(32ディスポーザル)も多くのプレーに関わってチームに貢献した。
Fantasiaはフォワードラインで相手をかき回し、Joe Daniher(3ゴール)とCale Hooker(2ゴール)も良く連携しながらキックターゲットとしての役割を果たした。
エッセンドンは前半からエンジンがかかり、8連続ゴールで試合を有利に進めた。エッセンドンの滑らかなボール運びは、ライオンズにとって止めるのが難しく、ハーフバックラインから一気に攻め込むスタイルで得点を重ねることができた。
しかし、ライオンズは昨年のライオンズとは違っていた。ライオンズは第2クウォーターの最後に2ゴールを決め、ハーフタイム明けの第3クウォーターから一気にギアがあがった。
ライオンズのStefan Martinや キャプテンのDayne Beamsは多くのボールに絡み、チャンスを演出。ライオンズは第1クウォーターと第2クウォーターを合わせてもわずか21タックルだったが、第3クウォーターだけで24タックルを決めて、クリアランズも15対8とエッセンドンを圧倒していた。
一時は流れを失ったエッセンドンではあったが、落ち着きを取り戻して再逆転できたことはこの試合の大きな収穫となっただろう。エッセンドンは次節、2連敗中のカールトン・ブルーズとMCGで対戦する。
GOALS
Brisbane Lions: Close 2, Beams 2, Hipwood 2, Rich, Robinson, Taylor, Andrews, Lester, Zorko
Essendon: Fantasia 5, Daniher 3, Hooker 2, Zaharakis 2, Colyer, Merrett, Goddard, Langford, McDonald-Tipungwuti
BEST
Brisbane Lions: Beams, Martin, Zorko, Rockliff, Hipwood, Cutler
Essendon: Merrett, Watson, Fantasia, Heppell, Goddard, Colyer
INJURIES
Brisbane Lions: Nil
Essendon: Nil
Reports: Nil
Umpires: Jeffery, Stephens, Fisher
Official crowd: 21,749 at the Gabba