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日本がアジア王者に輝く:AFLアジアカップ男子グランドファイナル

ホーチミン市のタンロンスポーツセンターで開催された第1回AFLアジアカップで、日本チームが力強い戦いを見せ、初代王者の座を獲得した。3日間にわたる大会で、日本は運動能力の高長身プレイヤー、規律あるタフな守備陣、そしてスピードと技術を兼ね備えたフォワード陣が見事に融合し、他国を圧倒した。

無敗で勝ち取った栄冠

日本は大会を通じて無敗を維持したが、1回戦のカンボジア戦や準決勝のインド戦では厳しい試練に直面。それでも、チームは冷静さを失わず組織力を発揮し、勝利を重ねた。

決勝では再びカンボジアと対戦。インドネシアを辛くも下して勝ち上がったカンボジアに対し、日本は序盤から主導権を握り、第1クォーターで6ゴールを挙げる圧巻のスタートを切った。最終スコアは17.9.111対3.2.20。日本が圧倒的な力の差を見せつけて優勝を飾った。

ゴールへ向かう木島 凛人選手。

木島 凛人、攻撃陣の中心で輝く

スターフォワードの木島 凛人選手は大会を通じて大活躍。グランドファイナルでも第1クォーターだけで3ゴールを決めるなど、攻撃の主軸として輝いた。わずか2年のキャリアながら、ボールの軌道を読む力、タイミング、ボールハンドリングのスキルは一級品。三田 拓希選手や渡邊 暖斗選手と強力なフォワードラインを築き、相手ディフェンスを翻弄した。

カンボジアのVeasna Leakがグランドファイナルで日本と対戦し、大活躍。

MVP有賀 光希、攻守で躍動

グランドファイナルのMVPには、有賀 光希選手が選ばれた。金髪のタフなディフェンダーとして知られる有賀選手は、競り合いの中で重要なターンオーバーを何度も生み出し、オーバーヘッドシュートも決めるなど攻守で活躍。キャプテンの山本 悠史選手もロングボムゴールを連発し、チームに勢いを与えた。

活発な日本人フォワード、三田 拓希。

試練の準決勝、インドとの激闘

準決勝ではインドが序盤に猛攻を仕掛け、日本を追い詰めました。第1クォーターでインドが4ゴールを奪いリードを広げる展開に。しかし、日本は第2クォーターから反撃を開始。木島選手が起点となり、ターンオーバーからゴールを決めるなど、攻守にわたるプレッシャーで主導権を握り返した。最終スコアは12.9.81対6.2.32。初の逆転劇で決勝進出を果たした。

インドは準決勝の序盤で日本に大いなる脅威を与えた。

次なる目標は世界舞台へ

今回の優勝で、アジアにおける実力を証明した日本チーム。選手たちの高い技術とチームワークは観客を魅了した。次のステージでは、さらに高いレベルでの挑戦が期待される。

 

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