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【AリーグR2試合レポート】ライオンズ、圧巻の177得点で大勝!

6月1日(日)、埼玉県・北越谷で行われたA.LEAGUE Round 2にて、R246ライオンズは専修パワーズと対戦。

試合は序盤からライオンズのペースで進み、最終スコアは177(27.15)対23(3.5)と、今季最大得点差での勝利を収めた。

この日のライオンズは、序盤からディフェンス陣が集中力を発揮。

Chris、豊島、長崎の最終ラインは相手の前進を封じ、専修にゴールチャンスを与えなかった。特に第1クォーターと第2クォーターは被ゴールゼロと、完璧な立ち上がりを見せた。

中盤では北田、田淵、細田が粘り強いプレッシャーをかけ、セカンドボールをことごとく回収。リバウンドからの素早い展開が多くのチャンスを生んだ。

試合を決定づけたのは、やはりWillの存在だ。

この日は驚異の14ゴールを記録し、パワーズの守備陣を翻弄。彼へのキックインを担当したミッドフィルダーたちの正確なディスポーザルも光った。

田淵は5ゴールと中盤からのロングレンジショットで会場を沸かせ、近藤は3ゴールで流れを加速。細田や神田もそれぞれ2ゴールを決め、まさに全員が得点に絡む理想的な展開となった。

この日は、笠井と貝原にとって、ライオンズとしての初めてのAリーグ出場となった。

笠井は第4クォーターに1ゴールを記録し、持ち味のフッティーセンスを随所に見せた。貝原も積極的なプレッシャーとサポートランでチームに貢献し、次節以降の活躍が期待される。

細田一翔選手 試合後コメント

決定力が課題だと感じました。決められるところで決めきれなかったのが反省点です。

ただ、積極的にボールアタックできたり、味方と連携してアシストに繋げられたことは良かったと思います。次の試合でも、よりボールに絡んでチャンスメイクや得点に貢献したいです。

ライオンズはここまで2戦2勝。前回の勝利に続き、今回の大差での勝利により、チーム全体に勢いが増している。

ディフェンスの安定とアタックの多様性が噛み合い、まさに「今季最も完成度の高い試合」と言える内容だった。

Round 3ではさらに強敵との対戦が待っているが、今回のような集中力とチームワークを保ち勝利を目指す。

【AリーグR1試合レポート】待ちに待った開幕戦!ライオンズが粘り強く初戦を勝利で飾る

5月18日(日)、ついに2025年A.Leagueが幕を開けました。開幕カードとなったのは、R246ライオンズ対駒澤マグパイズ。オフシーズンを乗り越えて仕上げてきたチームが、いよいよ本番の舞台で躍動する時がやってきました。

試合の口火を切ったのは、今年新加入の近藤選手。ゴール前でこぼれ球に素早く反応すると、右足から繰り出した華麗なバナナキックがサイドから美しく弧を描き、ポストの間に吸い込まれていきました。ライオンズの2025年シーズン初ゴールは、フレッシュな才能によって生まれ、チームは大きく沸きました。

しかしながら、試合は決して簡単な展開ではありませんでした。マグパイズも鋭い攻撃を仕掛け、前半は一進一退の攻防が続きます。ゴールが入ってもすぐに返される、点差の開かないシーソーゲーム。第3クォーターを終えるまで、1プレーの集中力が勝敗を左右する緊張感のある展開が続きました。

そんな中でチームを支えたのは、盤石のディフェンス陣でした。

最終ラインには、オーストラリア出身で豊富な経験を持つChris選手が構えます。相手のロングボールを冷静に処理し、ボールを奪うとすぐに正確なキックで繋ぐ。その落ち着きと判断力は、まさに守備の要。Chris選手のリスタートが起点となり、何度もカウンターを生み出しました。

ハーフバックでは、キャプテンの長崎選手と、今季からBacksにポジションチェンジした本田選手が躍動。長崎選手は持ち前のカバーリングとリーダーシップで後方のバランスを整え、本田選手は1対1での粘り強い守備で相手の要となるフォワードを封じ込みました。2人の守備はまさに獅子奮迅。ディフェンス陣の奮闘にチームは鼓舞されます。

 

中盤では、高さと強さを兼ね備えたShane選手が堂々たる存在感を示します。セットプレーでは常に空中戦を制し、高いポゼッション率をキープ。Shaneへの信頼感はチーム全体に安定をもたらしました。ローバー陣もインターチェンジと連携して交代を繰り返しながら、選手全員がフルクォーターを走り抜き、走力で相手を上回ります。

そしてこの日、攻撃の中心となったのがWill選手。そのフィジカルとボディバランスは相手のディフェンスを圧倒し、前線で次々と勝負を仕掛けます。1人で相手DFを振り切ってのゴールや、ゴール前でのマークからの冷静なキックなど、まさにエースの真骨頂。この試合だけで6ゴールを記録し、得点王争いの存在感をいきなり示しました。

さらに、この日のライオンズには選手だけでなく、スタッフ陣の活躍も光りました。

試合前のテーピングや怪我への対応など、メディカル面からチームを支える桃さん。ピッチ内ではランナーとして選手に指示を伝えた豊島さん、ウォーターとしてピッチ外から的確なサポートを行った太智。グラウンドの内外問わず、チーム全員が一丸となって開幕戦の勝利を掴み取ったのです。

試合終了のホーンが鳴った瞬間、ライオンズの選手・スタッフからは大きな歓声が上がりました。プレッシャーのかかる開幕戦を、全員の力で勝ち切ったこの1勝は、シーズンのスタートとして最高の弾みとなるでしょう。

次節は6月1日(日)、相手は専修パワーズ。勢いそのままに連勝を狙うライオンズが、どんなフットボールを見せてくれるのか、今から楽しみでなりません。

Go Lions. 次も勝利を!

AFLロンドンの強豪ノースロンドン・ライオンズに初参戦!海外の舞台でゴールを記録

5月10日(土)、イギリス・レディングで行われたAFLロンドン2025シーズン第2節。
日本代表「サムライズ」の選手でもある裕樹が、ロンドンの強豪クラブ「ノースロンドン・ライオンズ」のMens Socialチームに加わり、「レディング・カンガルーズ」とのアウェイ戦に出場しました。

この日の試合は、国際規格のフルオーバルで行われる18人制。
日本国内ではあまり機会のない大規模なフィールドでの試合ということもあり、挑戦と興奮が入り混じる一日となりました。

試合は序盤からライオンズが優勢に進め、前線でのプレスと展開力のあるキックが光りました。
裕樹はフォワードポケットのポジションで出場。
攻守の切り替えが激しい中でも落ち着いてスペースを見つけ、徐々にリズムを掴んでいきます。

そして迎えた第3クォーター、チームの勢いをさらに後押しする形で、待望のゴールを記録!
ロンドンでの初得点に、ライオンズの仲間たちは大歓声で祝福。
背中を叩かれ、ハイタッチと笑顔に囲まれた裕樹の表情には、国境を越えたチームスポーツの魅力がにじみ出ていました。

試合は最終スコア69-27でノースロンドン・ライオンズが快勝。
試合後は、互いの健闘を讃え合いながらの交流タイムへ。
裕樹は日本代表「サムライズ」のシャツと、我らがR246ライオンズのステッカーをチームメイトにプレゼント。
ノースロンドン・ライオンズのクラブシャツを受け取り、ライオンズ同士の“友情のシャツ交換”が実現しました。

試合後のグラウンドでは、ビールを片手に余韻に浸るひとときも。
プレーの反省や次戦への意気込みを語り合いながら、スポーツを通じた交流が自然と生まれていきます。
その後、一同はスポンサーが運営する地元のパブへと移動。
夜遅くまで、フッティー談義と笑い声が絶えない時間が続きました。

この経験を通じて、改めて「フッティーを通じて世界とつながる喜び」を実感。
日本のフットボール文化を紹介する場面では、多くの選手が興味を示し、「いつか日本でもプレーしてみたい!」という声も聞かれました。

試合結果や得点以上に、今回の渡英は“ライオンズ”という名のもとに国境を越えて絆が生まれた、特別な一日。
これからも、こうした国際交流が日本のAFLシーンをさらに豊かにし、次世代のプレーヤーたちにとっても夢ある道標となることでしょう。

Go Lions. From Tokyo to London.

ANZAC Day Cupでライオンズが堂々の勝利

4月19日(土)、ディンゴーズ主催のもと、大阪で「ANZAC Day Cup」が開催されました。

ANZAC Day(アンザックデー)は、第一次世界大戦でオーストラリア・ニュージーランド連合軍(ANZAC)がガリポリの戦いに参戦したことを記念し、両国で毎年4月25日に行われる追悼の日です。

この日は、戦争で命を落としたすべての兵士たちへの敬意を表し、フットボールを通じてその精神を受け継ぐ重要なイベントでもあります。

R246ライオンズからは7名が参加し、ゴアナーズの3名と合同チームを編成。ディンゴーズとマグパイズの合同チームと対戦しました。

試合は、序盤から練習してきたボールの繋ぎが機能し、着実に得点を重ねたライオンズが優位に試合を進め、最終スコア110-57で勝利を収めました。

この試合でゴアナーズの渡邊暖斗選手が5ゴールを挙げ、Best on Ground(BOG)に選出されました。

試合後、ライオンズキャプテンの長崎は次のようにコメントしました。

「これまで準備してきたボールを繋ぐ動きが、中盤でしっかりと機能したことが大きな収穫でした。Aリーグの開幕1ヶ月前に実戦経験を積めたことは、大きな自信に繋がりました。」

また、この試合がデビュー戦となった貝原も振り返りました。

「最初はポジショニングに慣れず、ボールタッチの機会も少なかったのですが、4Qに入るにつれて緊張も和らぎ、接点でのプレーができたことが良かったです。」

ライオンズは、5月18日(日)逗子で行われるAリーグ ラウンド1に出場します。

「グリフィンズ」としてマグパイズと対戦し、昨年セミファイナルで敗れた雪辱を果たすべく準備を進めています。

引き続き、温かいご声援をよろしくお願いいたします。

ライオンズ主催の練習試合を開催!

11月19日(土)、神奈川県逗子市の池子の森自然公園陸上競技場にて、R246ライオンズ主催の練習試合を行いました。

当初は大阪ディンゴーズとのラウンド2の開催を予定していましたが、大阪ディンゴーズで遠征ができるメンバーが少なかったため、ライオンズとディンゴーズが合同チームを組み、東京近郊の各クラブのメンバーで構成された合同チームと対戦を行いました。

ライオンズ&ディンゴーズチーム 40-135 東京合同チーム

当日の試合映像は以下のURLからご覧いただくことができます。
https://www.youtube.com/@r246lions6/

ライオンズの合同チームには3名のディンゴーズと東京ゴアナーズのプレイヤーにも入ってもらい、試合を戦いましたが、コミュニケーションが不足して、ボールをつなげることができませんでした。

ただ、ライオンズにとって試合経験は大変貴重で、プレッシャーのかかる中でプレーできたことでさらにスキルを向上させることのできる機会となりました。

試合後にはプレゼンテーションが行われ、試合BOGの発表があり、ライオンズグッズのプレゼントも行われました。

練習試合にご参加いただいた皆さん、ありがとうございました。

能塚がBOGを獲得!-大阪でディンゴーズと練習試合を開催

6月25日(土)に予定されていたGO.LEAGUEの開幕戦はライオンズの人数不足で延期となってしまいました。ホームゲームを準備していただいた大阪ディンゴーズの皆さんにはご迷惑をかけてしまいましたが、公式戦の代わりに練習試合を行う機会をいただきました。

当日はディンゴーズから2名のプレイヤーをお借りして8人制でプレイしました。ディンゴーズからお借りした2名のプレイヤーはクウォーター毎に入れ替わったため、様々なタイプのプレイヤーと試合を行うことができ、素晴らしい経験となりました。

試合結果は以下のとおりです。
Osaka Dingoes   3.4   5.6    6.7     8.7     (55)
R246 Lions          1.1   7.3   10.8   14.10  (94)

ライオンズは日頃の練習で培った連携を試合で出すことができ、特に後半はグラウンドを大きく使ってボールを展開するシーンが見られ、優位に試合を進めることができました。

また、BOGには今回が初めての試合出場となったライオンズの能塚が選出され、大阪ディンゴーズからクラブポロシャツをもらいました!

2回目の対外試合となったDFの鈴木と、初試合にしてBOGを獲得したラックマンの能塚に試合後にインタビューを行いました。

【鈴木 *写真右
ー2試合目、どうでしたか?
前回の試合は分からないことだらけでしたが、他のプレイヤーに声をかけてもらいながら、周りを見て冷静にプレイできました。成長を感じることができました。

ーバックスでのプレーはどうでしたか?
1試合目はフォワードだったのですが、今回はディフェンスでプレイしました。ディフェンスのほうが後ろから試合を見ることができて視野が広がる感覚を得ることができました。

ー何度も相手のボールを跳ね返していましたね
ターンオーバーの後、キックしたボールが何本かうまくマークに入って攻撃につなげることができました。

ー大阪に住む友人を連れてきてくれて、助かりました
競技を知らないにも関わらず来てくれたのですが、試合を進めるにつれて周りとのコミュニケーションが増え、後半は動きも分かるようになって面白くなってきたと話していました。大阪遠征の際は、ライオンズのプレイヤーとして戦ってくれると思います。

ー新幹線で大阪に行ったとのことですが、試合以外の思い出はありますか?
通天閣のスライダーに行きたかったのですが、荷物をロッカーに預けた際に、街のどのロッカーに預けたか忘れてしまって・・・。無事に荷物は見つかったのですが、通天閣のスライダーは行けませんでした。

【能塚 *写真左
ー初試合、どうでしたか?
緊張しましたが、アグレッシブに行こうと思っていました。得点にも絡めたので良い試合になりました。

ーラックマンでのプレーはどうでしたか?
ラックマンは何度も跳ぶシーンがあって、最初は良かったのですが、後半は徐々に足が重くなって跳べなくなってしまいました。

ーゴール数もかなり多かったですが
ゴール数は覚えていないのですが、思い切って蹴ったら入ったことが多かったです。

ーBOGに選ばれた感想を聞かせてください
自分でも試合では活躍したなと思っていたので、嬉しいです。次の試合でもBOGをとりたいです。

ー車での大阪遠征、フットボール以外で思い出になったことはありますか?
パーキングでのご飯は美味しかったですね。ただ、帰りは夜中になってしまったので、お店が閉まっていて目当てのカレーライスが食べられなかったです。

ラックマンでプレイした能塚は、後半は足が止まってしまったと話しながらも、ラックワークで安定した高さを見て、中盤からゴールも多数決めるなど、トールプレイヤーとしての才能を発揮。ディンゴーズの代表のマットさんからも「ポテンシャルの高いプレイヤー、代表チームのサムライズでも絶対に必要になるプレイヤーだ」と評価をいただきました。

ライオンズでは新しくオーストラリアンフットボールを始めるプレイヤー/スタッフを募集しています。新しく参加するメンバーは初心者の方がほとんどですのでお気軽に「r246lions@gmail.com」までご連絡ください。

ライオンズ、大阪へ遠征

GO.LEAGUEの練習試合ラウンド2、開催場所は大阪府貝塚市のいずみスポーツヴィレッジでした。ライオンズは新型コロナウイルスの感染対策を取りながら車での遠征となりました。

車内では常時マスク着用、外気を取り入れ続け換気を行い、サービスエリアでの食事も極力屋外で。屋外エリアが閉鎖されている際は、屋内でアクリル板越しに距離を取って食事を行いました。

土曜日の朝9時に溝の口駅を出発、休憩を取りながら運転を続け18時に会場に到着。試合を21時まで行い、バーベキューの炭火で体を温めつつ、いずみスポーツヴィレッジのスタッフの方にご提供いただいたホットドッグを堪能し、22時に帰路へ。翌日の日曜日、朝6時に溝の口駅に到着するという約24時間の忙しい遠征を無事に乗り切りました。

久しぶりの大阪遠征は少々窮屈なものとなりましたが、大阪ディンゴーズとの試合が再開されたことで、また一歩通常のフットボール環境に近づいた気がします。

<GO.LEAGUE 練習試合 Round2 Dingoes vs. Lions>
【日にち】10月30日(土)
【時 間】19:00-21:00
【場 所】いずみスポーツヴィレッジ (大阪府貝塚市)
【対 戦】大阪ディンゴーズ v R246ライオンズ

<結果>
DINGOES     2.2    5.3     5.8    9.13     67
LIONS         4.0   10.1   15.4    19.7    121

<試合映像>
1, ライオンズカメラ
https://www.youtube.com/playlist?list=PL9WvAmKPBBs8_qPhW72pWi1DtMelARFUd
※スタッフ不足により、一部クウォーター、一部の画角のみになっています。

2, いずみスポーツヴィレッジカメラ
https://app.veo.co/matches/20211030-2021-10-30-110229/
※施設スタッフの方に自動撮影カメラのサンプル映像をご提供いただきました。

試合終了後、キャプテンの豊島よりコメントをもらいました。

練習試合とはいえ、勝てたことは嬉しかったです。今シーズン初勝利をあげることができて安心しています。遠征できたプレイヤーやスタッフの人数は少なかったですが、今回の遠征を成功させたことで、次回はより多くのメンバーを集めることができると思います。積極的に新しい仲間を増やす活動を行いながら、次の試合に向けて準備していきたいです。

ライオンズは今シーズン、専修パワーズや大阪ディンゴーズと練習試合を続け、来季のGO.LEAGUEに向けてクラブを再構築していきます。

 

2021年GO.LEAGUEの練習試合がスタート!

待ちに待った練習試合が先日無事に開催されました。専修パワーズとの対戦は、第2クウォーターから押され気味となり苦しい戦いでしたが、それぞれのプレイヤーが出せる力をしっかり出せた試合となりました。雨の中の試合はボールが重く、後半は足も重くなり、パワーズのスピードについていくことができませんでした。

ただ、今シーズンのライオンズは練習試合を通して成長していこうとしています。この試合の経験を生かし、次のステップに進んでいきます。

<GO.LEAGUE 練習試合 Round1 Powers vs. Lions>
【日にち】10月17日(日)
【時 間】11:00-13:00
【場 所】池子の森自然公園 400mトラック (神奈川県逗子市)
【対 戦】専修パワーズ v R246ライオンズ

<結果>
POWERS   0.3   5.6   9.8   13.10   88
LIONS          2.2   3.5   3.6   6.6        42

<写真>
https://www.facebook.com/pg/GO.LEAGUE.AFL.JAPAN/photos

<試合映像>
https://youtu.be/Iqc-iG3xfXo

試合後、キャプテンの豊島にインタビューを行いました。

ー緊急事態宣言が明けて10月からチーム練習を再開したばかりでしたが、プレイヤーは十分集まりましたか?
プレイヤーは6名のみだったので満足はできませんが、久しぶりに活動を再開した直後の練習試合で、まずスタートが切れたのは良かったと思います。

ー雨の試合はどうでしたか?
せっかくなら晴れた中でやりたかったので残念でした。練習が十分にできていなくて、チームの流れを作ることができませんでしたし、自分も良いプレーができませんでした。

ーポジションはどのように決めましたか?
久しぶりの練習試合ということもあったので慣れているポジションでプレーしてもらいました。また、常に練習に出てコミュニケーションをとれているプレイヤーをバランスよく配置して、なるべくスムーズにボールがつながるように心がけました。

ー相手のパワーズのプレーはどうでしたか?
若いプレイヤーが中心でしたが、キックやマークのスキルの高いプレイヤーが多くいたと思います。

ーGO.LEAGUEの新しいフォーマットはどう思いますか?
ライオンズは練習や試合に参加できるメンバーを安定して確保できていないので、人数を気にすることなく試合を組めるのは良いと思います。

ー次の練習試合に向けての目標は?
次は大阪遠征ですが、新しく参加してくれるメンバーを増やし、フットボールを楽しめる環境を取り戻すことに重点を置いて練習試合を戦いたいと思います。個人としては、他のプレイヤーときちんとコミュニケーションをとってチームに貢献できればと思っています。

ー今シーズン、ライオンズはどのように乗り切りたいですか?
メンバーが戻ってきてもらえるように練習試合をたくさん組み、練習も参加しやすい日程や雰囲気になるように工夫して、今シーズンはチームを再構築できるように挑戦を続けたいです。

ーライオンズのメンバーにメッセージはありますか?
今の時期は練習に参加するプレイヤーが自らメニューを考えてスキルトレーニングを行っているので、様々なスキルを向上させる良い機会だと思っています。その中で、より多くのメンバーにライオンズに戻ってきてもらいたいです。いきなり練習試合に戻ってくるのは難しいと思うので、まずは練習に積極的に参加してほしいです。徐々に体を慣らして一緒に練習試合を戦いましょう。

ライオンズはまだプレイヤーやスタッフが十分に戻っておらず、練習や練習試合の活動も安定していません。その中でもキャプテンはリーダーシップを発揮し、機会を見つけてメッセージを発信しています。次の大阪遠征、そして11月、12月に組まれる練習試合、さらに今シーズンを締めくくるカップ戦に向けて、ライオンズを再構築する我慢の期間が続きます。

R246ライオンズでは初心者の方も大歓迎で新しいプレイヤーを募集しています。ライオンズは初めてオーストラリアンフットボールをプレーする方が大半を占めているクラブですので、スキルやルールを丁寧に伝えることができます。一緒に練習をして、リーグ戦を戦いましょう!

プレイヤーご希望の方、ライオンズへのお問い合わせは「r246lions@gmail.com」までお願いします。SNSからのメッセージでもお待ちしています。

<YOSHIの大阪遠征記>

2台の車、4人のドライバー、そしてGo To トラベルを利用して悠々と大阪入りを目指すスタッフで、大阪ディンゴーズとのラウンド2へ出発です。試合当日の朝9時、溝の口駅に集合した一行は、24時間の旅をスタートさせました。旅の途中、様々なスピードバンプ(※スピードを減速させるために設けられた道路上の隆起した部分)が待ち受けているとは、この時誰が予想したでしょうか。

最初のスピードバンプは早速、始めに立ち寄ったサービスエリアに待ち構えていました。恒例になっているディンゴーズへの「東京」土産を物色するトド(長崎)。神奈川県のサービスエリアで購入したのは東京バナナティラミスケーキ。これは東京のお土産となるのでしょうか?

ランチタイム、静岡サービスエリアでケンスケ(舟崎)と合流。ケンスケは大学から清水に住んでおり、大阪遠征の際にサービスエリアで合流するのも慣れたもの。御殿場付近での大渋滞で、1時間以上もサービスエリアで待たせてしまいました。ごめんなさい、でも決してアウトレットでの買い物で遅れたわけではありません。

ケンスケは出発の準備万端でしたが、その他のメンバーはすでに腹を空かせていたので、静岡サービスエリアで昼食タイムです。何人かはゲン担ぎもあってか、かつ丼を。そして何人かは絢爛な写真に引かれて海鮮丼をいただきました。

車中でのトドはすでに遠足気分でアメリカンドッグを食べ続け、もう1台の車では「モンキーマジック」をかけながら、旅は続きます。モンキーマジックの車は32歳と高い平均年齢もあってかくだらないギャクも織り交ぜながら。途中奈良公園に立ち寄って観光をする予定でしたが、御殿場付近での渋滞で時間がなくなり、奈良観光はパス、「さよう奈良」なんて言いながら、大阪の試合会場へ。

肝心の試合は? 素晴らしい試合になりました。ライオンズは勝利を収め、今シーズンの対戦成績を1勝1敗の五分に戻しました。試合後の200円のコインシャワーで元気もチャージ。22時、再び旅が始まります。グラウンド近くのローソンで作戦会議を行い、来るときにできなかった観光をということで大阪城へ。

我々のキャプテン、トヨシ(豊島)が運転する車が先導して大阪城へ。大阪城公園へ近づくとライトアップされて浮かび上がる大阪城が!200mほど走って、右へ。さらに右、また右・・・。23時。試合で疲れ、お腹をすかせたメンバーを乗せた車は大阪城公園をぐるぐると、なかなか本丸に近づけません。

キャプテンの車についていく形の2台目に乗車したベックが沈黙を破りました。「この先にはきっとマックがあるよ、さっき通ったから。そして次の交差点は右ね。」10分間で2週目の道。疲れも吹き飛ぶ台詞に2台目の雰囲気はいっきにほぐれ(1台目の雰囲気は分かりませんが・・・)、元気を取り戻しました。トヨシ、ありがとう。みんなをひとつにする力をありがとう。その後、Uターンも含めて何度か曲がった後、無事にパーキングへ到着。大阪城は息を呑む美しさ、まるで浮いているかのような佇まいでした。日付も変わり、そろそろ夕食タイムです。

午前1時、今度は迷うことなく目的地へ到着。そこは13席のにぎやかなお好み焼き屋さん。熱々で、おいしくて、10枚のお好み焼きと2皿の焼きそばと焼うどん、大満足で帰路へ。

帰りも安全運転で無事にケンスケと静岡サービスエリアで別れたのが朝の6時半。サービスエリアから自宅まで1時間ほどかけて歩いて帰るとのこと。試合で2ゴールの大活躍、この長旅の後に歩いて帰る、タフなプレイヤーです。

さらに1時間ほど東京方面に走って朝食を取るため、足柄サービスエリアへ。ミチト(榊)は盛んにCMしているダブチを食べたがっていましたが、朝マックで注文したのはベーコンエッグマックサンド。グッドチョイス!どうやらサッコ(村上)はマックのCMがあまり好きではないよう。「かっこつけすぎ」とのこと。おっと!サッコに嫌われないように頑張ろう。

6人の寝不足のメンバーとスターバックスのコーヒーを飲んで1人ハッピーなメンバーを乗せて、2台の車は無事に溝の口駅に到着しました。朝の9時、約24時間の旅が終了です。

みんな、よく頑張った!
来年もまた、一緒に大阪へ行こう。

 


文:YOSHI

AFL JAPAN YouTubeチャンネルのメインパーソナリティ―。GO.LEAGUEに所属する「R246ライオンズ」ではプレイヤーとしてバックスの要を担いつつ、グラウンド外では広報も担当。

熱狂的なジロング・キャッツファン。

さらに、今シーズン特別に結成されたA.LEAGUEの合同チーム「エキドナ・ブルーズ」では共同キャプテンを務めるなど、日本のオーストラリアンフットボール界でマルチな活躍を見せる。

大のコーヒー好きで、クリニックで岩手県を訪れた際にはお土産のコーヒーの焙煎を待って、皆の帰宅を遅らせた。大阪に遠征の際は、毎日通う行きつけのコーヒーショップに心配されないように「明日は行きません」とお休みの連絡を入れる。

チームワークで勝ち取った貴重な勝利 -GO.LEAGUE Round2-

11月14日(土)に大阪府貝塚市で行われた大阪ディンゴーズとの試合は102対43で見事勝利しました。

新型コロナウイルスの影響で難しいシーズンを過ごしていますが、GO.LEAGUEを無事に再開することができ、また困難な時期にあってもチームで協力して遠征を成功させることができ、ライオンズのクラブとしての強さを実感できた試合となりました。

今回はGO.LEAGUEならではの遠征試合です。
2つの記事で簡単に大阪遠征を振り返ります。

今回は「試合記」「インタビュー」、そして次回アップする記事は「YOSHIの大阪遠征記」
少し長くなりますが、約24時間の遠征が合計でも8分以内で読める2つの記事をぜひご覧ください。

【試合記】
詳しい試合結果は以下をご確認ください。
https://jafl.org/aleague/event/dingoes-vs-lions-r2-2020/

ブルーズや名古屋レッドバックス、東北ブルズのプレイヤーと共に戦ったライオンズ。一緒に戦ってくれたプレイヤーが経験豊かなシニアプレイヤーだったこともあって、第1クウォーターから3ゴールを奪うなどスムーズに試合に入ることができました。

ボール際で相手にプレッシャーを与えることができ、ディンゴーズのミスを誘ってターンオーバーしたボールを素早くフォワードラインにつなぐことができていた第2クウォーターも優位な状況が続きます。

ハーフタイムの後の第3クウォーターはボール際のアタックが緩み、一時流れをディンゴーズに渡してしまいますが、最終クウォーターは再びリズムを取り戻すことができました。

細かいコミュニケーションが必要になるハンドパスはミスが多かったものの、バランスよくポジショニングを調整し、大きくボールを動かすことができたのが勝因となりました。

また、インターチェンジプレイヤーがいない中、グラウンド上で役割を入れ替え、最後まで走り切れたのも大きく結果に影響しました。

この勝利に満足することなく練習を続け、12月の今シーズンの最終戦での勝利を目指してトレーニングを続けていきます。

【インタビュー】
キャプテンの豊島と若手の注目株である長崎の2人が試合後、初のライオンズ練習の際に大阪ディンゴーズ戦を振り返りました。

豊島が長期出張中に、クラブ運営の仕事の一部を引き継いでいた長崎、ライオンズを支える2人の対談をご覧ください。

ー豊島
久しぶりのGOリーグの試合、トド(長崎)にとっては約2年半ぶり、以前ライオンズが出場したグランドファイナル以来のライオンズとしての試合、どうだった?

ー長崎
ブルーズとは違うチームなので順応がうまくいかないかと不安でしたが、第2クウォーターくらいからポゼッションも増え始めてうまく試合に入っていくことができました。

ー豊島
大阪での試合、ラウンド1は負けていたので、今回勝てたことは良かったけれど、課題もまだまだありそうだね。トドの個人的な課題はあった?

ー長崎
僕は中盤としてプレーして、ブルーズでもプレーできた経験もあったので、何ゴールかは決めたいと思っていました。ゴールするチャンスは何度かありましたが、外してしまったのが悔やまれます。全部が入るとは思いませんが、確率を上げていきたいと思いました。

ー豊島
そうだね。引き続き12月も試合が予定されているので、ライオンズで練習してそのゴールの精度は上げて行こう。

ー長崎
そうですね、豊島さんからみて僕自身の課題は何かありますか?

ー豊島
ブルーズのときからボールにアタックすることを心がけていたと思うけど、今回ライオンズとしてもアタックしてボールに多く触ることを求めていたから、それは良かったと思う。フォローの入り方はもう少し練習で学んで、動きを改善できそうだね。中盤の手本となる那須もいて、一緒に中盤でプレーすることも多くなると思うから、ボールへのアプローチなど良いプレイヤーから学んでほしいと思います。

ー長崎
ありがとうございます。また次の試合も頑張りたいです。