はじめに
2025年8月末、オーストラリアンフットボールの祭典「アジアンチャンピオンシップ(Asian Champs)」が開催されました。
Lionsからは6人が参加!日本からタイへ飛び立ち、国際舞台で躍動しました。

今年もアジア各国から強豪チームが集まり、熱戦が繰り広げられました。日本からは「R246 Lions」「Tokyo Goannas」「Komazawa Magpies」からなるチームジャパンが参戦し、男子Division 2で全力を尽くしました。
結果は準優勝となりましたが、高いレベルの連戦の中で成長を重ね、チームとしても一つになることができました。

本記事では試合ごとの振り返りや、大会を通じて得られた経験、そして今後への意気込みについてお伝えいたします。
出場までの歩み
日本におけるオーストラリアンフットボールは、まだ決してメジャーなスポーツではありません。それでも、選手たちは平日は仕事や学業に励み、週末に集まって練習を重ねています。アジアンチャンプスは年に一度の大舞台であり、アジア各国の選手たちと力を試し合える貴重な機会です。

選手たちはこの日のために準備を積み重ね、仲間とともに心身を鍛えて大会に臨みました。
試合の記録
Game 1:vs マレーシアン・ウォリアーズ
初戦の相手は、屈強な体格と豊富な経験を持つマレーシアン・ウォリアーズでした。

試合は序盤から激しい当たり合いとなり、日本は果敢に挑みました。前半終了間際にはLionsの神田がこぼれ球に素早く反応し点差を縮める値千金のゴールを決めました。しかし、後半は中盤での精度に差が出てしまい、結果は 14 (2.2) – 27 (4.3)。黒星スタートとなりましたが、選手たちはむしろ「ここからどう立て直すか」という強い気持ちを持つことができました。
Game 2:vs フィリピン・イーグルス
続く第2戦では、チームジャパンが本来の力を存分に発揮しました。

俊敏な動きと連携がかみ合い、得点を重ねます。最終的なスコアは 33 (5.3) – 6 (1.0) と快勝。Lionsの近藤にも待望のゴールが生まれました。

前試合での悔しさを晴らすような内容で、チームの士気は一気に高まりました。
Game 3:vs カンボジアン・イーグルス
第3戦は冷静な試合運びが光りました。序盤から着実に得点を重ね、相手を寄せつけません。

長崎が2連続ゴールを決めると、試合の流れは完全に日本に。結果は 21 (3.3) – 2 (0.2)。

守備陣の粘りと攻撃陣の決定力がかみ合った理想的な展開で、安心感を持って試合を終えることができました。
Game 4:vs チャイナ・レッズ
グループ最終戦は中国との対戦でした。

お互いに譲らない展開となり、緊張感が漂う中での接戦となりました。最後まで集中を切らさず、僅差で 7 (1.1) – 6 (1.0) の勝利。

わずか1点差ではありましたが、この勝利がチームを決勝へと導きました。
決勝戦:再びマレーシアとの激突
決勝の舞台に立ったチームジャパン。相手は初戦で敗れたマレーシアでした。

雪辱を果たしたいという強い思いを胸に挑みましたが、相手のプレッシャーは予想以上に強烈で、ゴール前での差が再び表れてしまいました。結果は 8 (1.2) – 33 (5.3)。力の差を痛感する悔しい敗戦となりました。
大会を終えて
三つの勝利を重ね、決勝まで進出できたことは大きな成果です。選手たちは試合ごとに成長し、最後まで戦い抜きました。

その姿は、日本におけるオーストラリアンフットボールの可能性を示すものとなりました。

敗北は確かに悔しいものでしたが、選手たちの胸には「来年こそは」という強い誓いが刻まれました。
感謝とこれから
今大会を通じて、共に戦った仲間たち、そしてサポートしてくださった東京ゴアナーズや駒沢マグパイズの皆さまへの感謝の気持ちは尽きません。

仲間とともに過ごした時間は、単なるスポーツの枠を超えた大切な経験となりました。

来年のアジアンチャンプス、そして国内リーグに向けて、R246 Lionsはさらに進化を続けていきます。
困難に立ち向かう勇気、仲間と共に戦う喜び――それこそがオーストラリアンフットボールの魅力です。

