GIANTS 3.3 6.6 7.9 8.12 (60)
SWANS 1.2 4.3 5.9 11.14 (80)
ジャイアンツは20点差を逆転され、ホームでのシドニーダービーに勝利することはできなかった。
前半はジャイアンツのペース。ディフェンスのPhil Davisが相手の得点源Lance Franklinを抑えていたが、試合途中でPhil Davisが負傷しポジションを変えると、徐々に攻め込まれていく展開に。
Jeremy Finlayson、Adam Tomlinson、Nick Haynesらが代わる代わるLance Franklinと競り合うものの、彼を止めることができずに1人で5ゴールを許す結果になってしまった。また、Lance Franklinはこの日の4ゴール目で、AFLの歴代ゴール数の8位へと浮上した。
この勝利でスワンズは3連勝、5位と順位を上げた。一方のジャイアンツは6位に転落。
ジャイアンツはベテランのRyan Griffenがハムストリングの怪我で後半はほとんどプレーすることができず、後半はスワンズが7ゴールを決めたのに対して、ジャイアンツはわずか2ゴールと失速。
スワンズの監督、John Longmireは逆転勝利を振り返り、インタービューに答えた。
「第3クウォーターはボールを走って運び、1ゴール6ビハインドだった。」
「ゴールを何度も外したが、この攻撃が効果的で、流れを変えるチャンスだということが分かり、実際に最終クウォーターはその通りとなった。」
ジャイアンツの監督、Leon Cameronは、この試合中にもプレイヤーが怪我をし、試合にも出場できなかったけが人が多くいたことは負けた理由にはならないと語った。
「非常に残念だったが、結果が全てだ。我々は為す術がなかった。」
「DavisとGriffenの怪我は悔やまれるが、それをなかったことにはできない。」
「ここ10週間は、特にハードにトレーニングして良い順位につけることができていた。しかし、この試合では後半に足が止まってしまった。」
「我々はこの状況から逃げることはできないし、正面から取り組まなくてはいけない。」
「この試合、我々よりもスワンズが強かった。ただ、我々は成長し続ける。それだけだ。」
スワンズは第3クウォーターに6ビハインドと多くのチャンスを無駄にした。しかし、最終クウォーターに入ると、決定力が上がり6ゴールを決めると、一気に流れを引き寄せた。ジャイアンツはディフェンスサイドからボールを出すことができずに、カウンターのチャンスを作ることができなかった。
ジャイアンツのミッドフィールダーStephen Coniglioは前半だけで17ポゼッションを獲得したが、後半はスワンズのGeorge Hewettに抑えられてわずか4ポゼッションに終わった。また、好調のLachie WhitfieldもHarry Cunninghamに抑えられて、効果的なプレーができずに苦労した。
スワンズのオンボーラー、Luke Parker(33ポゼッション)、Josh Kennedy(27ポゼッション)は多くのボールを獲得し、Jake Lloyd(30ポゼッション)はハーフバックラインでJarrad McVeigh、Zak Jonesらと共にチームを支えた。
ジャイアンツはDylan Shiel(33)、Tim Taranto(31)、Callan Ward(27)がハードにプレーしたが、後半は思うようなボール運びができなかった。
ジャイアンツはファイナルシリーズ前の最終戦、メルボルン・デーモンズとMCGで対戦する。
GOALS
GIANTS: Cameron 2, Himmelberg 2, Lloyd 2, Shiel, Bonar
Sydney: Franklin 5, Jack 2, Parker, Jack, McCartin, Hayward
BEST
GIANTS: Shiel, Taranto, Ward, Coniglio, Himmelberg, Tomlinson
Sydney: Franklin, Parker, Lloyd, Kennedy, Jack, Cunningham
INJURIES
GIANTS: Griffen (hamstring), Davis (hip), Finlayson (ankle), Lloyd (cut face)
Sydney: Nil
Reports: Nil
Umpires: Deboy, Pannell, Mollison
Official crowd: 21,433 at Spotless Stadium