CARLTON 1.2 4.3 6.4 7.4 (46)
GIANTS 5.5 12.6 16.10 23.13 (151)
ジャイアンツはブルーズを相手に105点差の勝利をおさめ、一気に3位へ浮上した。シーズン中盤は苦しい戦いが続いたが、終盤にきて調子を上げている。
しかし、心配なのは怪我の状況だ。Brett Deledio (ふくらはぎ)、Toby Greene (ハムストリング)、 Dawson Simpson (足首)、Sam Taylor (ハムストリング)が怪我でベンチに下がり、後半のほとんどの時間をインターチェンジベンチのプレイヤーがいない状態で戦った。

さらに驚くべきことに、ジャイアンツは最終クウォーターに16人で戦う時間帯があった。インターチェンジプレイヤーがいない状態で、2人のプレイヤーがケアのためにベンチに下がる時間帯は相手よりも2人少ない状況での戦いを強いられた。
ジャイアンツはファイナルの戦いに向けて、怪我との戦いも重要になってくる。
「非常に良い戦いができた。」試合後にLeon Cameron監督は語った。

「我々のほとんど多くのプレーが正しい判断に基づいたものだった。きちんと守れて、ボールを丁寧に運び、フォワードも良い動きを見せ、中盤も期待通りの働きを見せてくれた。」
「怪我人が多く出てしまったため、ベンチのコントロールは苦労した。グラウンド上のプレイヤーには負担をかけてしまった。」
ジャイアンツはここ9試合で8勝と、高い勝率を誇っている。この日も試合を通してボールを良くコントロールできていた。

特に活躍が目立ったのはJosh Kellyだ。攻撃的なミッドフィールダーとして多くのコンテストで勝ち、ボールを効果的に動かした。この試合も41ディスポーザル、10クリアランス、16インサイド50m、4ゴールアシストと素晴らしいプレーを見せた。
Stephen Coniglio(36ディスポーザル、2ゴール)とCallan Ward(34ディスポーザル、9クリアランス)も活躍し、Lachie Whitfield(28ディスポーザル)もハーフバックから果敢に飛び出しチャンスを演出していた。

5試合の出場停止となっていたJeremy Cameronはこの日試合に復帰し、前半だけで3ゴールを決める活躍を見せた。ジャイアンツはハーフタイムに入る時点ですでに51点の差をつけることに成功していた。
この試合がAFLデビューとなったAiden Bonarは2ゴールを決める活躍を見せチームの良い流れを作っていた。

ブルーズで活躍していたのはHarry McKay。3ゴールを決め、ジャイアンツのディフェンダーを悩ませたが、試合にインパクトを与えるまでにはいかなかった。ブルーズも所々で良いプレーを見せるも、ジャイアンツが常に圧倒していた。
「我々は見本のようなチームとただ戦うのみだった。」試合後にブルーズの監督Brendon Boltonは語った。
「この試合を通して、何がこのチームに必要かプレイヤー個人が理解することが必要だ。いかに中盤でのパワフルなランニングが重要か体感できたはずだ。」
「ジャイアンツは中盤で我々を圧倒し、素早い展開でボールを前線に運んだ。そのレベルに我々も早く達したい。」

ジャイアンツは次節、準ホームのキャンベラでアデレード・クローズと対戦する。
GOALS
Carlton: McKay 3, Wright 2, Dow, C Curnow
GIANTS: Cameron 4, Himmelberg 3, Tomlinson 3, Daniels 2, de Boer 2, Kennedy 2, Bonar 2, Coniglio 2, Whitfield, Langdon, Hopper
BEST
Carlton: McKay, Cripps, Murphy
GIANTS: Kelly, Whitfield, Coniglio, Kennedy, Ward, Hopper, Cameron
INJURIES
Carlton: Silvagni (ankle) replaced in selected side by Graham
GIANTS: Deledio (left calf), Taylor (left hamstring), Simpson (left ankle), Greene (left hamstring)
Reports: Nil
Umpires: Fisher, Stevic, Mollison
Official crowd: 16,697 at Etihad Stadium