GIANTS 2.0 5.2 11.5 13.8 (86)
ST KILDA 1.6 3.10 6.11 8.13 (61)
ジャイアンツはホームでセインツを下し、5位に浮上した。アデレードの遠征から帰ってきたジャイアンツは、試合序盤は調子が上がらなかったが、セインツのミスに助けられた。前半のインサイド50mは18-40と大きく相手を下回っていたものの、なんとかリードを保つことに成功していた。
ジャイアンツは第3クウォーターに一気に攻撃を仕掛け、6ゴールを決めるとそのままの勢いで試合終盤までプレーすることができた。
フォワードではHarry Himmelbergが大活躍し、4ゴール。Lachie Whitfieldも引き続きハーフバックラインでチームを支え、32ポゼッション、11マークのスタッツを記録した。
Josh Kelly(32タッチ)、Stephen Coniglio(29)、Heath Shaw(25)も多くのボールを獲得した。
監督のLeon Cameronは前半のインテンシティーの低さを認めたものの、後半のプレーの質を評価した。
「ここ1ヶ月は移動も多く、コンディションの管理が大変だった。前半は明らかに目指したプレーができていなかった。」
「本来ならば4~5ゴールの差をつけられていてもおかしくなかったが、それがフットボールだ。」
「ハーフタイムにいくつかの修正点を話し、多くのプレイヤーが後半は見違えるようなプレーを見せた。一気に修正できたことはとても良かった。」
元ジャイアンツのプレイヤーJack Steeleはセインツで素晴らしいプレーを見せ、キャプテンのCallan Wardを19ディスポーザルに抑えた。セインツはディフェンダーではJake CarlisleとJarryn Gearyが、中盤ではSeb RossとJack Stevenがそれぞれ活躍した。
セインツの監督Alan Richardsonは、良く戦ったもののチャンスをものにすることができなかったと悔やんだ。
「エネルギーを使って多くのチャンスを生み出したが、それをゴールにつなげることができず、後半はそのつけが回ってきた。」
「多くのハードワークでチャンスを作るのが我々の戦い方で、それをもっと磨いていかなくてはいけない。」
「シーズンを通しての課題で、より洗練されたプレーができるように成長を続ける必要がある。」
ジャイアンツのディフェンス陣は非常に安定しており、キャプテンのPhil Davis、 Whitfield、Shaw、Nick Haynesらの連携も素晴らしかった。
そして来週は5試合の出場停止となっていたJeremy Cameronが試合に戻ってくる。インサイド50mでのターゲットはHimmelberg、Rory Lobbも好調で、どのプレイヤーにどの役割を与えるか、監督のLeon Cameronの手腕が問われる。
ファイナル進出ができる8位以内の争いは激しさを増しており、あと4ラウンド、どのような展開になるか予想がつかない。ジャイアンツは来週、ホームでカールトンと対戦する。
GOALS
GIANTS: Himmelberg 4, Daniels 2, Langdon 2, Lobb 2, Greene 2, Deledio
St Kilda: Gresham 2, Lonie 2, Membrey 2, Steven, Battle
BEST
GIANTS: Whitfield, Himmelberg, Kelly, Haynes, Shaw, Davis
St Kilda: Steven, Ross, Geary, Carlisle, Steele, Hickey
INJURIES
GIANTS: Nil
St Kilda: Nil
Reports: Nil
Umpires: Donlon, Brown, Fleer
Official crowd: 12,014 at Spotless Stadium