ジャイアンツはデーモンズ相手の接戦となった試合、最後の最後でゴールを奪うことができず、5点差の惜しく悔しい負けを喫した。
ジャイアンツは17点差で第1クウォーターを折り返し、ハーフタイムは同点、第3クウォーターは7点リードで終えたものの、最終クウォーターで踏ん張ることができず74-79で大切な一戦を落とした。
勝敗を分けた最終クウォーターに相手に3ゴールを許してしまい、最後に1ゴールを返すも、残り時間との戦いとなり、デーモンズにうまくマネジメントされてしまった。
この結果、ジャイアンツのファイナル進出はかなり厳しい状況となってしまったが、まだ望みはある。現在6位のセインツに勝つことが必須で、他の試合の結果次第でファイナル進出の8位以内に滑りこむことができる。最近は4シーズン連続でファイナルに進出しているジャイアンツ、5シーズン連続のファイナル進出をかけて最終節に臨む。
接戦を繰り広げたデーモンズ戦で活躍したのは、両チームを通して最多の29ディスポーザルを記録したTom Greenと24タッチを数えたJosh Kellyだ。Josh Kellyは中盤で多くのボールに絡み、10インサイド50m、707mをゲインするなど、大きくボールを動かすのに貢献した。
さらに試合のハイライトとなったドリブルゴールを決めたDanielsは3ゴールを獲得し、攻撃面だけでなく、相手にプレッシャーをかける素晴らしい守備を見せてチームを支えた。
今週末はセインツ相手に得点率も考慮して、多くのゴールが必要となる。ターゲットとなるトールフォワードだけでなく、ワークレートの高いDanielsにも注目したい。
【今週のNever Surrender!】
ジャイアンツがフォワードラインで粘りを見せたゴールシーン。Finlayson、Greeneとタップでつなぎ、GreenがDanielsにハンドパス。Danielsは相手に振り回されるものの、ボールを足にミートさせ、ゴール!
ジャイアンツの執念が生んだゴールで、強いプレッシャーがかかる中でもボールをつなぎ続けられる能力があることを証明した。
GWS GIANTS 2.3 7.5 10.7 11.8 (74)
MELBOURNE 5.2 7.5 9.6 12.7 (79)
GOALS
GWS Giants: Daniels 3, Lloyd 2, Williams 2, Perryman, Finlayson, de Boer, Cameron
Melbourne: Baker 2, Spargo 2, Rivers 2, Neal-Bullen, Hunt, Petracca, Pickett, Salem, Fritsch
BEST
GWS Giants: Green, Kelly, Daniels, Hopper, Whitfield, Keeffe
Melbourne: May, Oliver, Petracca, Gawn, Langdon, Rivers