先週の試合で鮮烈なAFLデビューを果たしたJake Riccardi、2試合目のドッカーズ戦も先日の勢いのまま、フォワードインサイド50mで躍動した。
知らずにJake Riccardiを見たファンはきっと驚くだろう。「まさかこのプレイヤーが2試合目だって!?」と。20歳、わずか2試合目ですでにフォワードターゲットの一角を担っている。
先週は10マーク、2ゴールのデビュー戦、今週はCameron と肩を並べる4ゴールを量産した。Cameron、Himmelbergと共に3人目のフォワードターゲットとなっており、相手にターゲットを絞らせず、ジャイアンツの攻撃に厚みを持たせている。
ディフェンダーのLachie Whitfieldは31ポゼッション、その内9インターセプトポゼッションと攻守にわたり活躍し、91-53の勝利に貢献。Tim Taranto(25ポゼッション、5クリアランス)、Steve Coniglio(24ポゼッション、3クリアランス)、そしてベテランのラックマンShane Mumford(この試合最高の6クリアランス)もそれぞれ活躍し、クリアランスから試合のリズムを作った。
この勝利で得点率を96.8%から101.8%に上げ、混戦が予想されるファイナル進出争いに食い込むことができそうだ。
ジャイアンツは第1クウォーターからリズムをつかみ、後半にかけて徐々にリードを広げるという展開で完勝。ドッカーズを寄せ付けず、3連敗を阻止した。
【今週のNever Surrender!】
前線にキックされたボールに対し、Greeneが1対1の競り合いに勝利してCameronへハンドパス。スピードに乗って駆け上がったCameronはワンバウンスの後Hillへ。Hillは落ち着いてディフェンダーをかわしスナップでゴール!
ジャイアンツのカウンターアタックが成功し、ゴールを奪うことができたプレー。第4クウォーターに入っても走力が落ちず、多くのボールにアタックを続けた結果だ。
FREMANTLE 1.1 2.3 5.3 8.5 (53)
GREATER WESTERN SYDNEY 4.2 6.4 11.7 14.7 (91)
GOALS
Fremantle: Mundy 2, Taberner 2, Bewley, Henry, Crowden, Wilson
GWS: Riccardi 4, Cameron 4, Hill 2, Himmelberg, Taranto, Greene, Daniels
BEST
Fremantle: Mundy, Brayshaw, Cerra, Wilson, Walters
GWS: Whitfield, Riccardi, Taranto, de Boer, Coniglio, Mumford
INJURIES
Fremantle: Ryan (bruised hip)
GWS: Kelly (concussion)