ホームのジャイアンツスタジアムで行われたゲームは、入場者を制限したものの、観客を入れての試合となった。サポーターの声援にも押されたジャイアンツ、試合開始直後からリズムをつかみ、一度も相手にリードを奪われることなく34点差で勝利を収めた。
フォワードではHimmelbergとFinlaysonのターゲットが活躍。2人で8ゴールを獲得し、昨年コールマンメダル(得点王)を獲得したCameronも終盤に2ゴールを加え、キーフォワードで10ゴールを稼いだ。
一方ディフェンスでは先日の試合に引き続きHaynesが活躍。相手がフォワードラインに蹴り込むボールを何度もターンオーバーし、攻撃の芽を摘んだ。フォワードラインに上がった際には、相手がキックしたボールをマークし、そのままフォワードのFinlaysonにキックパス。見事ゴールにつなげた。
中盤ではJosh Kelly(30ディスポーザル)が本来の輝きを取り戻し、フォワードから少し下がった位置についたHarry Perryman(28ディスポーザル)も多くのプレーに関わり、自信あるプレーが増えている。
セットプレーの指標であるヒットアウト、クリアランスなどは相手に負けたが、マークは62個も相手を上回り、ディスポーザル数も圧倒し、理想とする流動的な試合が展開できた。
ジャイアンツは2連勝で7位浮上。難しいシーズンだが、まずはファイナル進出、そして昨年敗れたグランドファイナルでの勝利を目指す。
【今週のNever Surrender!】
キーディフェンダーのHaynesが相手フォワードラインでボールを読んでターンオーバー。すぐにフォワードのFinlaysonにボールを繋いでゴールを獲得!
Haynesはディフェンスラインの重要なプレイヤーとなっている。1対1のコンテストに強く、空中のボール処理能力もさることながら、攻撃に転じた際の出足の良さにも定評がある。
GREATER WESTERN SYDNEY 4.1 5.2 11.3 13.5 (83)
HAWTHORN 0.2 3.4 7.6 7.7 (49)
GOALS
Greater Western Sydney: Finlayson 4, Himmelberg 4, Cameron 2, Mumford, Lloyd, Greene
Hawthorn: Gunston 3, McEvoy 2, Burgoyne, Puopolo
BEST
Greater Western Sydney: Finlayson, Himmelberg, Kelly, Perryman, Whitfield, Haynes
Hawthorn: Gunston, O’Meara, Mitchell, Smith, McEvoy, Worpel