COLLINGWOOD 3.2 5.3 9.7 12.7 (79)
GIANTS 4.1 6.2 10.2 15.5 (95)
ジャイアンツはMCGで土曜日に行われたコリンウッドとの試合に16点差で勝利し、開幕2連勝となった。しかし、激しくボールアタックした両チームの代償は大きく、両チーム共に深刻な怪我のプレイヤーを出した。
シーソーゲームとなったこの試合、最初に試合のペースを掴んだのはジャイアンツだった。第1クウォーターから第2クウォーターにかけて4連続ゴールを決めると、17点差をつけることができた。
しかし、コリンウッドはここで諦めない。第2クウォーターから第3クウォーターにかけて反撃し、逆転に成功する。ここから再びジャイアンツが息を吹き返し、再度逆転するものの、この日は粘り強いコリンウッド、最終クウォーターの序盤でまた逆転された。
ジャイアンツは得意のスピード勝負を抑え込まれるも、最後はスキルの高さと落ち着いた試合運びを見せてコリンウッドを突き放すことができた。
この日は激しいアタックが何度も見られ、コリンウッドはフォワードのTim Broomheadが、ジャイアンツは中盤のTom Scullyが担架で運ばれ、救急車で病院へ直行した。
Broomheadはゴールラインで蹴り上げた足がポストに当たり負傷、Scullyはタックルを受けた際に右足首が巻き込まれて負傷。2人とも苦悶の表情を見せ立ち上がることができなかった。
Stephen Coniglio(27ポゼッション、7クリアランス、3ゴール)は攻守にわたって活躍し、ジャイアンツを引っ張った。試合終盤の苦しい時間帯で、2連続でゴールを決めチームの勝利への流れを作ったのもConiglioだった。
Dylan Shiel(26ポゼッション)とCallan Ward(29)は中盤でボールを動かし、Josh Kellyはディフェンススキルの高さを見せ15タックルと活躍した。
Lachie Whitfield(26ポゼッション、1ゴール)とHeath Shaw(11リバウンド50m)はディフェンスラインから果敢に攻撃し、Jeremy Cameron(3ゴール)はマグパイズのディフェンダーの核となっているJeremy Howeと多くの素晴らしいコンテストを見せた。
ジャイアンツはMCGでの戦績が悪く、2014年以来の勝利となった。
マグパイズではBrodie Grundy(20ポゼッション、45ヒットアウト、8クリアランス、2ゴール)が大活躍し、ラックワークの強さでチームを支えた。キャプテンのScott Pendlebury(30ポゼッション)も落ち着いた状況判断と安定したスキルを見せた。
ジャイアンツは来週の土曜日、SCGでスワンズと対戦する。昨シーズンは初めてスワンズのホームスタジアムで勝利しているジャイアンツ、来週も勝利して開幕3連勝となるか、期待がかかる。
GOALS
Collingwood: Grundy 2, Treloar 2, Aish, Varcoe, Phillips, Thomas, Crisp, Moore, Hoskin-Elliott, Crocker
GIANTS: Coniglio 3, Cameron 3, Langdon 2, Scully, Tomlinson, Whitfield, Kelly, De Boer, Himmelberg, Lloyd.
BEST
Collingwood: Grundy, Phillips, Howe, Pendlebury, Sidebottom
GIANTS: Coniglio, Ward, Shiel, Whitfield, Tomlinson, Finlayson
INJURIES
Collingwood: Broomhead (broken leg), Moore (hamstring), Reid (hip) replaced in selected side by Broomhead
GIANTS: Scully (fractured ankle), Greene (hamstring tightness) replaced in selected side by Corr
Reports: Nil
Umpires: Stevic, Deboy, Gavine
Official crowd: 30,941 at the MCG