GIANTS: 2.1 7.4 8.6 12.9 (81)
WEST COAST: 3.1 6.3 8.5 9.6 (60)
ジャイアンツは最終クウォーターにイーグルスを突き放し、21点差の勝利をあげた。この勝利で4位以内が確定となり、ファイナルを有利に戦えるようになる。
イーグルスはファイナル進出に向けて熾烈な8位争いをしており気迫が感じられたが、ジャイアンツもKellyが43ディスポーザルとクラブ最高記録を更新するなど、素晴らしい試合運びを見せた。また、Kellyは1ゴールの他にもアシストも見せ、攻守にわたり活躍を見せた。
22歳の彼の存在感は際立っており、何度もボールを獲得するとそれをチームメイトにつなげ、チームの軸となって戦いを進めていた。ジャイアンツにとって非常に貴重な存在となっているKellyだが、彼は他のクラブとも契約の話があがっており、まだ来期についてジャイアンツと契約に至っていない。
「彼にとってこの1年はとても意味のあるものになっている。彼は我々にとって非常に貴重な存在だ。」
「契約に関してそろそろ決断しなくてはいけない時期だ。我々は彼に残ってほしいし、彼がそれを希望していることを願うばかりだ。」
「契約の話が取り沙汰されているにも関わらず、彼は安定して素晴らしいパフォーマンスを見せている。非常に素晴らしいプレイヤーだ。我々が彼を必要としているのは明白だ。」
試合終盤で、イーグルスのKennedyがこの日4ゴール目となるゴールを決め、点差は1点に縮まった。しかし、今年のジャイアンツは粘り強い。
Toby Greeneが3ゴール目を決めて、すぐにゴールを取り返すと、Mumfordと Kellyもそれに続き、イーグルスの逆転の望みを断った。
「試合はうまくマネジメントできていたが、結果につながらず非常に残念だった。」
試合後にイーグルスの監督、Adam Simpsonは肩を落とした。
また、ジャイアンツのCameron監督は、Kellyが頭を打ったにも関わらず試合に戻ったことについて語った。
「クラブのドクターは非常に注意深く、それは慎重に慎重を重ねた上で、プレイヤーが試合に復帰できるかどうかを判断している。」
「慎重に彼の状態をモニターして、その結果の判断だった。」「確かに大きなコンテストで心配もしたが、彼はただ勝利を欲していた。」
ジャイアンツは試合には勝利したものの、相手のプレッシャーを受けながらのプレーに課題も残した。判断ミスが続き、相手にターンオーバーされる場面も多く、修正が必要だ。
「ターンオーバーは少しひどかった。」Cameron監督もそれを認めている。
今回の勝利で次節土曜日のジロング・キャッツ戦が、2位3位の争いとなる。今回シドニーダービー以外での観客動員数の最高記録を15,751人へと更新したジャイアンツ。ファンが待ち望む初優勝を目指し、シーズン最終節を迎える。
GOALS
GIANTS: Greene 3, Deledio 2, Patton, Whitfield, Wilson, Shiel, Kelly, Mumford, Scully
West Coast: Kennedy 4, Priddis 2, Petrie, Cripps, Partington
BEST
GIANTS: Kelly, Whitfield, Wilson, Ward, Haynes, Corr
West Coast: Yeo, Priddis, Hutchings, Shuey, Redden, Kennedy
INJURIES
GIANTS: Nil
West Coast: Nil
Reports: Nil
Umpires: Schmitt, Williamson, Ryan
Official crowd: 15,751 at the Spotless Stadium