Joe Daniherが待ちに待った復帰を果たした。本人はもちろん、プレイヤー、コーチ、スタッフ、誰もが待ち望んだフルフォワードの復帰戦。前半はホークスに思うようにボールを回され、36点差をつけられてハーフタイムを迎える。
第3クウォーターに入るとまるで違うチームになったかのように、一気にボールにプレッシャーをかけるエッセンドン。得意のハンドボールチェーンが成功し、復帰したJoeのゴールを含む4連続ゴールで徐々に差を縮める。
ミッドフィールダーで何度もアタックしたのはAndrew McGrath。Zach Merrettと共に効果的にボールをつなぎ、多くのボールをフォワードラインに供給した。Daniherは同じくフォワードのJake Stringer、Cale Hookerと連携しながらグラウンドを駆け回った。
最終クウォーターに入っても攻撃の手を緩めなかったエッセンドン。後半は見違える動きで逆転劇を演じ、87-71の16点差で勝利を収めた。
試合の最後のゴールを奪ったのはこの日主役となったDaniher。復帰戦で3ゴールを決め、残り少ない今シーズンでの活躍を期待できそうだ。
Daniherはオールオーストラリアンに選出された2017年以来、内転筋の怪我に悩まされわずか12試合しか出場していない。またオフシーズンには他クラブへの移籍も噂されていた。今後の活躍に疑いを持つファンの不安を払拭したDaniherの活躍がチームを勝利に導いた。
【今週のExplosion!】
センターバウンスからこぼれたボールにZach Merrettがアタックし、こぼれたボールを Darcy Parishがピックして前線へ。待ち受けていたJoe Daniherがボールの落下地点を守り、最後にダイブしてマーク!
高さで勝負できるDaniherだが今回はDFとのポジショニングの駆け引きに勝利し、復帰戦初ゴールで一気にチームに勢いをつけたプレーとなった。
HAWTHORN 3.4 7.10 8.10 10.11 (71)
ESSENDON 1.3 2.4 7.7 13.9 (87)
GOALS
Hawthorn: Howe 2, Scully 2, Gunston 2, Worpel, Cousins, Minchington, O’Brien
Essendon: Daniher 3, McDonald-Tipungwuti 2, Stringer 2, Hooker 2, Clarke 2, Stewart, Langford
BEST
Hawthorn: McEvoy, Worpel, Scrimshaw, Mitchell, Scully, Cousins
Essendon: McGrath, Merrett, Daniher, Shiel, Smith, Langford