水曜日に行われたラウンド11の最終戦、エッセンドンはサンズと引き分け、勝ち点2を手にした。最後はひとつひとつのプレーが勝利を左右する息をのむ展開に。
エッセンドンはラウンド11終了時点で9位。ファイナル進出を目指す戦いが続いている。
最終クウォーターに入り、すぐにサンズにゴールを奪われて18点を追いかける展開となったが、そこから素早いカウンターアタックを仕掛けて、Zaharakisが連続ゴールを決める。さらにLangfordもセットショットを決めて何とか追いつくことに成功した。
試合を通してほとんどの時間帯でサンズにリズムをつかまれていたものの、コリドーを素早く突破する攻撃を仕掛けて、相手に大きなリードを許すことはなかった。相手にプレッシャーをかけることはできていたが、課題は状況判断の改善だ。攻撃の重要なシーンでスキルエラーも目立ちチャンスを自ら潰してしまうことが多かった。
一方、インサイド50mでマークを取るシーンもあり、今シーズンフォワードの確保に苦労しているエッセンドンには良い知らせとなっている。Stewartはメインのフォワードが不在の中、3ゴールを獲得し、フォワードのターゲットとして仕事ができることを証明して見せた。
中盤で目立ったのはZach Merret(31ディスポーザル)とAndrew McGrath(26ディスポーザル)だ。Andrew McGrathは後半、相手ディフェンスの徹底マークで思ったようなボール運びができなかったものの、素早いディスポーザルを見せてチームに貢献した。
【今週のExplosion!】
若手のDylan Clarkeが最終クウォーターに見せたタックルがチームを救った。中盤でのボールの奪い合いに負けたのを見たClarkeはコリドーを戻る。自分がチェックするべきプレイヤーがいたものの、ボールとの間合いをつめながら下がり、最後はスプリントしてタックル。
最終クウォーターで足を使い切っている中での素晴らしいランニングスキルで、ドローに持ち込んだ試合を支えたプレーとなった。
GOLD COAST 3.1 7.4 9.5 11.7 (73)
ESSENDON 1.3 4.3 7.5 11.7 (73)
GOALS
Gold Coast: Weller 2, King 2, Day 2, Ainsworth, Bowes, Fiorini, Greenwood, Rankine
Essendon: Stewart 3, Zaharakis 3, Langford 2, Bellchambers, Cutler, Snelling
BEST
Gold Coast: Weller, Bowes, Ballard, Ellis, Greenwood
Essendon: Ridley, McGrath, Stewart, Merrett, Shiel, Parish