エッセンドンのコーチJohn WorsfoldはOrazio Fantasiaについてスタッツ上には現れない、重量な役割を果たしていると話した。先週の土曜日、カンガルーズを相手に劇的な勝利をあげたエッセンドン、フォワードのセットアップについて良い連携が取れている。
Fantasiaは先週の試合で5ディスポーザル、0ゴール。しかし、スモールフォワードのAnthony McDonald-Tipungwutiが自由にプレーできるようスペースを空ける動きをし、Tipungwutiがの4ゴールを陰ながらサポートしていた。
カンガルーズのディフェンダーMarley WilliamsをFantasiaが引き付けることで、McDonald-Tipungwutiが素晴らしいパフォーマンスを見せることができ、監督のWorsfoldはFantasiaを高く評価した。
「試合をとおしてMarley Williamsをうまく引き付けていた。そのことで、McDonald-Tipungwutiがいてほしいポジションでプレーすることができていた。」
「プレイヤーはそれぞれチーム内で役割を持っていて、それがチームの戦略を支えている。彼の貢献を高く評価したい。」
Fantasiaは今シーズン最初の7試合で平均して14.2ディスポーザル、2ゴールの活躍を見せていたが、ここ4試合は合計で2ゴール、平均で7.5ディスポーザルに止まっていた。
しかしFantasiaは限られたポゼッションの中でも試合に十分なインパクトを与えている。先日のカンガルーズ戦でも、重要なところで素晴らしい動きを見せていた。特に試合の最終盤にMcDonald-Tipungwutiが決勝ゴールを奪った際もフォワードラインにボールを供給したのはFantasiaだった。
Worsfoldは全てのプレイヤーがチームのために動きながらも、自分で責任を持ってボールを動かすことも重要だと話した。
「Orazioはチームの役割に徹しながらも自分の光るプレーを出すことができるプレイヤーだ。」
「Orazioがゴールを決めてWallaがゴール決めない試合もあった。マッチアップを考えてお互いに影響を与えながらチームにとって最も良い方法で戦っている証だ。」
「Orazioのスタッツや彼のプレーだけを語るのは非常に狭い見方だ。Wallaがゴール決めた際によいアシストをしたのも彼だし、試合に大きなインパクトを与えているのは確実だ。」
さらにWorsfoldはMcDonald-Tipungwutiが素晴らしいプレーを見せたことも高く評価した。エッセンドンはフォワードのプレイヤーを変更することなく試合を迎え、そのことで連携が良くなりフォワードプレイヤーが共に成長できている。
「フォワードラインはとても良くなっている。彼は素晴らしいプレイヤーだし、他のフォワードプレイヤーと一緒にプレーする時間が増えていて、密に連携を取ってプレーできている。」
ファイナル進出に向けてフォワードエリアでの連携が鍵となる。