エッセンドンのディフェンダーMichael Hurleyは、今週末土曜日にマーベルスタジアムで行われるカンガルーズとの試合、激しい競り合いを強いられるはずだ。
エッセンドンとカンガルーズは共にここ5試合で4勝と流れに乗っており、9位のエッセンドンと10位のカンガルーズ、チームの力は拮抗している。
カンガルーズの臨時ヘッドコーチRhyce Shawはコンテストで激しくボールにアタックできていることが、チームの好調を支えていると胸を張る。
「カンガルーズのアタックは猛烈だ。Ben Cunnington、Jack Ziebellや若いフォワードのCameron Zurhaarも止めるのが難しいプレイヤーだ。」
Hurleyは試合を前にインタビューに答えた。
「フィジカルなゲームになるはず。できれば競り合いで負けることなくスペースを見つけ出して先手を取っていきたい。」
この2チームの戦いは激しくなることで有名で、いくつもの名シーンが生まれてきた。そのような試合を前に、2度もオールオーストラリアンに選出されているディフェンダーのHurleyは、先週のシドニーとの10点差の勝利の後、一貫してチームが目指す戦い方ができていると自信を見せた。
「ここ2試合の戦いは良かった。試合を自分たちの流れにすることができたし、ボールをオープンに自由に展開することができた。」
「数週間で何とかして勝つことの感覚を得られたのは、チームが成長している証でもある。」
ディフェンスラインでコンビを組むCale Hookerがフォワードラインに上がることについて、HurleyはHookerフォワードラインでの活躍を快く思っていないとジョーク交じりに語った。
「彼と一緒にプレーするのが好きなので、個人的には長い時間フォワードでプレーしてほしくない。」
「率直なところ、彼がフォワードに上がるというオプションはチームにとって貴重になっている。シドニー戦でも彼はフォワードラインで存在感があったし、彼のアタックで攻撃が組み立てられた場面もあった。」
「フィールドを見渡すと、彼の存在感は際立っていて、彼にボールを蹴りたくなる。必要な時に彼がフォワードラインに上がるのは必然だと思う。」
Hurleyは、シーズン序盤でクラブの戦い方が批判にさらされたにも関わらず、その方法を信じて戦ってきたというチームの強さを自覚している。
「何を目指しているかはっきりしている。クラブは外からの憶測などに常にさらされているが、それはコントロールすることができない。」
「ここ数年、クラブは明らかに成長している。昨年と今年はシーズン序盤のスタートで少し流れに乗れず、それは残念だったが、何とか修正して今は目指すところに向かってきちんと集中して取り組むことができている。」
「他の物事のように、アップダウンはあるが、クラブが一定のパフォーマンスができているのは素晴らしいことだし、目標に向かって一丸となることができている。」
29歳の彼は、今年のプレシーズンにクラブがやるべきことをやったことがこのシーズンの戦いにつながっていると感じている。
「とても気持ちよく毎試合を迎えることができている。今シーズンはプレシーズンのメニューを完璧にこなすことができた。初めて、完璧なプレシーズンだったと感じているし、すごく良い影響が出ている。」
「フィジカル、メンタル、共にとても良い状態で、いつもクラブに行くのが楽しみだ。」
「シーズン終盤に向けてより良い状態になると思っているし、さらにその先、ファイナルでも良い戦いができれば嬉しい。」