ESSENDON 4.2 5.5 5.6 10.7 (67)
HAWTHORN 2.4 4.4 10.7 13.12 (90)
エッセンドンはこの試合、常にスキルの正確性に欠けていた。しかし、それ以上に深刻な問題は「プレミアシップクウォーター」と呼ばれる第3クウォーターのパフォーマンスの低さだ。
今シーズンのエッセンドン、第3クウォーターは全試合で相手に負けている。そしてこの試合も例外ではなかった。
ハーフタイムを迎える頃にはホークスに7点差をつけていたものの、第3クウォーターは0ゴールに終わり、ホークスには6ゴールを許して一気に逆転された。
ラウンド8まで終わった時点で、第3クウォーターに勝てていないチームはエッセンドンのみだ。第4クウォーターに5ゴールを入れて点差を縮めたものの、やはり第3クウォーターのパフォーマンスの低さが響いて、追いつくことができなかった。
ホークスのJames Sicilyはこの試合で最も活躍したプレイヤーだ。ディフェンスで多くのボールをインターセプトし、非常に正確なスキルでボールを展開した。さらに、エッセンドンのフォワードJoe Daniherとのコンテストに勝ち続け、ロングゴールも決めた。
ホーソンのキャプテンJarryd Rougheadも3ゴールを決めて活躍を見せると、Tom Mitchellはいつもの通り、多くのポゼッションを獲得した。
エッセンドンは2勝5敗となり、苦しいシーズンとなっている。監督のJohn Worsfoldはハーフタイムの過ごし方を変更したが、この試合でもハーフタイム明けのパフォーマンスが上がることはなかった。
エッセンドンはディフェンスラインから突破する際にハンドパスを多用したが、その突破を相手に防がれた。また、長い距離のキックもターゲットがマークできることは少なく、キックをしても再び相手ボールになってしまうシーンも多かった。
マークが得意なTom Bellchambersでさえ、前半は6回中1回のマーク成功率で、ハンドボールを選択することが多かった。しかし、Bellchambersは間違いなくこの日のエッセンドンのベストプレイヤーで、キャプテンのDyson HeppellとバックスのMichael Hurleyもハードにボールにアタックして良く戦った。
エッセンドンは来週、長年のライバルであるカールトン・ブルーズとMCGで対戦する。
GOALS
Essendon: Baguley, Stewart, Ambrose, Parish, Mutch, Daniher, Bellchambers, Heppell, McDonald-Tipungwuti, Hooker
Hawthorn: Roughead 3, Smith 2, O’Meara, Whitecross, Gunston, Breust, Sicily, Mitchell, Impey, Shiels
BEST
Essendon: Bellchambers, Hooker, Hurley, Stewart
Hawthorn: Sicily, Roughead, O’Meara, Smith, Mitchell
INJURIES
Essendon: Nil
Hawthorn: Henderson out (illness) replaced in selected side by Cousins, Langford out (back spasms) replaced in selected side by Whitecross
Reports: Nil
Umpires: Dalgleish, Mollison, Wallace
Official crowd: 53,018 at the MCG