雨の降る中、首位のポートアデレードに挑んだ試合は、相手のコンテストの強さに圧倒され、最後まで流れをつかむことができなかった。
第1クウォーターこそ5点差でリードして折り返し、最近の課題であった立ち上がりの弱さを克服したものの、その後逆転を許し、差を広げられ、最終的には29-79の50点差で大敗した。
スコアリングショットは15回少なく、フォワードインサイド50mのエリアに入った回数も13回少なく、スタッツ上でも圧倒された。
この日の大敗で、エッセンドンはファイナルの望みが消え、今シーズンは次節がラストゲームに。
試合後半はリードを許し、さらに雨も強くなり、ゴールを奪うのが難しくなるという厳しい展開になった。エッセンドンはコンテストで相手に押され続けたが、苦しい戦いの中でも良い戦いを見せたのはJordan Ridley(23ディスポーザル、4マーク)。シーズンを通して、常にボールにアタックし、状況判断を磨いた。今後エッセンドンのディフェンス陣の核となっていくであろうプレイヤーへと成長した。
次節、2020シーズンのラストゲームはメルボルン・デーモンズと対戦する。メルボルンをホームとするクラブ同士、来シーズンに勢いをつけるため負けられない戦いとなる。
【今週のExplosion!】
数少ないチャンスを生かしたカウンターアタック。相手が不用意にコリドーに入れたキックをGleesonがスポイル。こぼれたボールをフォワードのClarkeが拾い、走り続けたGleesonへバンドパス。
最後はHamにつないでゴールへ!Gleesonがスポイル後もここぞとばかり駆け上がり、最後までプレーにからみ続けたエフォートが生んだゴールとなった。
PORT ADELAIDE 1.2 6.7 7.13 11.13 (79)
ESSENDON 2.1 2.3 3.3 4.5 (29)
GOALS
Port Adelaide: Dixon 2, Ladhams, Powell-Pepper, Ebert, Gray, Rockliff, Wines, Boak, Duursma, Motlop
Essendon: Parish, Clarke, Cutler, Ham
BEST
Port Adelaide: Rockliff, Boak, Wines, Rozee, Amon, Gray, Bonner
Essendon: Ridley, Saad, Merrett, Smith, Parish