エッセンドンはキャッツに66点差で大敗し、今シーズンのファイナル進出が遠のいた。計算上はまだ進出の可能性があるものの、あと2試合に多くの得点を奪って勝つ必要がある。さらに次節は首位との戦いだ。
試合が始まって13分で一気に5ゴールを奪われ、ハーフタイムを迎えるころには59点差をつけられて、全く歯が立たない試合展開となった。
ボール際の競り合いで負け、キャッツに自由にボールを運ばれ、相手フォワードに多くのマークを取られた。
苦しい戦いの中で、踏ん張ったのはZach Merrett(24ディスポーザル)とSam Draper。特にDraperはラックマンとしてセットプレーで活躍し、マークコンテストでも奮闘した。
先週に引き続き、再び試合序盤に多くのゴールを許してしまったエッセンドン。この立ち上がりの悪さは残り僅かな今シーズンでは修正できそうにない。ボールへのアタックが弱く、リズムをつかむことができていない。
この試合では序盤にMcDonald-Tipungwutiがゴール前でマーク、簡単にゴールを奪える距離で、あえてMosquitoにハンドパスをしてそのパスがつながらないなど、流れに乗れそうなゴールチャンスを逃している。アタックの弱さとリズムの悪さを修正できない限り、残り2試合で連勝を手にし、わずかなファイナル進出の望みを叶えることはできない。
【今週のExplosion!】
ラックマンのDraperから中盤のParishへ。フォワードに入れたボールにTownsendが反応し、Snellingがこぼれたボールをピックすると落ち着いてStringerへ。
5人のプレイヤーが連動してオプションとなり、センターバウンスからの手本となるような動きでゴールを奪った。
GEELONG 6.2 12.3 14.4 17.6 (108)
ESSENDON 1.2 2.4 3.8 5.12 (42)
GOALS
Geelong: Hawkins 4, Miers 3, Bews 2, Blicavs 2, Dangerfield 2, Menegola 2, Dahlhaus, Rohan
Essendon: Redman, Shiel, Stewart, Stringer, Townsend
BEST
Geelong: Menegola, Hawkins, Stewart, Duncan, Miers, Dangerfield
Essendon: Merrett, Parish, Draper, Smith