先週の悔しい1点差の敗退を乗り越え、ライバルクラブのマグパイズ相手に勝利を収めた。新型コロナウイルスの影響で開催されなかったANZAC DAYの記念試合、その際に着用する予定だったユニフォームに身を包み、両チームは伝統の一戦を交えた。
試合序盤はマグパイズのStephensonに立て続けに同じようなエリアからゴールを奪われて、なかなかリズムをつかめない。エッセンドンはポゼッションも極端に少なかったが、第1クウォーターの終盤にFWのスペースを使った効率的な攻撃でゴールを奪い返す。
第2、第3クウォーターは完全にエッセンドンのペース。フォワードのSnellingやTipungwutiが中盤まで下がり、執拗に相手にタックル。相手のボールの出所にプレッシャーをかけることでディフェンスのターンオーバーが増え、そこからのカウンターアタックのチャンスを多く生んだ。Jake Stringerはチームベストの3ゴールで、重量なポイントでゴールを奪った。
ディフェンスではこの日ゲームキャプテンを務めたHurleyがSaadと共にエリアをコントロール。中盤のShiel(29ディスポーザル)、McGrath(19ディスポーザル)は素早いカウンターアタックの原動力となった。
さらにラックマンのAndrew PhillipsはコリンウッドのラックマンGrundyに好きにプレーさせるのを防ぐだけでなく、自らも11ディスポーザルと活躍が目立った。慢性的なラックマン不足に悩むエッセンドン、今後Phillipsには大きな期待がかかる。
【今週のExplosion!】
この試合、非常に調子が良かったAndrew Phillipsの試合終盤のプレー。ゴール前でのラックワークの後、すぐに相手にタックル!こぼれたボールをShielがクイックショットでゴールに蹴り込んだ。試合を決定づけるゴールを生み、終盤でも運動量が落ちないAndrew Phillipsの活躍が光ったプレー。
Andrew Phillipsはジャイアンツ、カールトンとクラブを渡り歩き、この日がエッセンドンに移籍して初試合。チームにフィットし、多くのボールに絡み、勝利に貢献した。
COLLINGWOOD 3.0 3.1 3.5 7.6 (48)
ESSENDON 3.0 5.0 8.2 10.3 (63)
GOALS
Collingwood: Stephenson 3, Brown, Daicos, Mihocek, Varcoe
Essendon: Stringer 3, McDonald-Tipungwuti 2, McKernan, Parish, Shiel, Townsend, Zaharakis
BEST
Collingwood: Treloar, Maynard, Daicos, Stephenson, Pendlebury
Essendon: Shiel, Hurley, McGrath, Stringer, Ridley, Hooker